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講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
美術B | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Arts B | ||
科目番号 /Code |
HSS407z | ||
開講年度 /Academic year |
2022年度 | 開講年次 /Year offered |
2/3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
総合文化科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
三上 美和 | ||
居室 /Office |
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公開E-mail |
なし | ||
授業関連Webページ /Course website |
なし | ||
更新日 /Last update |
2022/09/05 17:46:42 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
本科目の目標は、講義を通じて皆さんが日本美術史の基本的な流れを理解することです。また、皆さんが一点でも興味ある作品と出会い、将来社会に出てからも日本美術と親しみ、日本美術の魅力を国際社会において発信するきっかけとなることを目指します。 |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
日本史の通史を学べる科目があれば、事前に履修すると本講義の理解が深まります。 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
同上。 |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
事前に購入する必要はありませんが、以下の通史の文献のいずれかを手元に置くと理解の助けになるでしょう。図書館や書店で手に取り、自分に合ったものを選ぶと良いと思います。 辻惟雄監修『カラー版 日本美術史』(増補新装版)美術出版社、2002年 辻惟雄『日本美術の歴史』東京大学出版会、2005年 佐藤康宏『日本美術史』日本放送出版協会、2008年 栗本徳子編『芸術教養シリーズ 造形篇Ⅰ、Ⅱ』幻冬舎、2013年 その他、授業中に適宜紹介します。 |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
幕末から現代までの重要な美術・工芸作品を画像と配布資料で紹介します。日本近代美術は特に西洋美術からの影響を大きく受けて発達していくため、そうした時代背景を視野にいれつつ進めます。 講義ではおススメの展覧会も紹介しますが、コロナ禍ですので、皆さんも配慮して見学してください。例え実際に訪れなくても、ホームページを見ればどのような展覧会なのか知ることはできます。皆さんのできる範囲で結構ですので、授業に積極的に参加し、日本美術を楽しみながら学んで欲しいと思います。 授業の最後30分程度を振り返りの時間とし、皆さんの最も印象に残ったことについて短い文章を書く時間に充てます。 毎回の授業では、パワーポイントと配布資料を使い、おおむね以下の内容で進めていきます(講義の進み具合で若干の変更が出るかもしれません)。 第1回 イントロダクション 第2回 幕末から明治 時代背景 第3回 明治の洋画 第4回 幕末から明治の日本画 第5回 岡倉天心と近代日本画 第6回 明治の彫刻 第7回 芸術の支援者 第8回 京都の日本画 第9回 大正・昭和の美術と工芸 第10回 明治以降の京都の日本画 第11回 昭和以降の洋画と彫刻 第12回 昭和以降の日本画 第13回 戦後の美術と工芸 第14回 補遺 第15回 後期の振り返り |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
受講者は予習として、事前に高校生用の日本史の教科書で同時代の箇所を確認しておくことを勧めます。復習は授業最後で30分程度のふりかえり(感想文の記述)を行いますが、さらに意欲のある受講生は、事後に授業中で興味を感じたテーマや作品について、講義中に紹介する参考文献にも目を通す、あるいはウェブなどで調べる(復習)と、講義内容をより深く理解することが出来ます。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
評価基準は、レポートの課題に適切に応えているか、正しい日本語で書かれているかをメインのポイントとし、以下の評価基準に従い総合的に判断します。 1. 授業の趣旨を正しく把握・理解できているか 2. 課題で求められている内容をしっかり理解し、正確な情報と適切な解答が記されているか 3. レポートが自分の言葉で具体的かつ論理的に論述できているか 4. レポートの文章表現は正確かどうか、誤字・脱字はないか 5.レポート作成のための参考文献が明記されているか 以上の評価観点を全体として満たしていることが最低限の合格の基準となります。 |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
質問や相談等は授業前や授業中に受け付けます。授業中に皆さんの感想を求めることもあります。他の人の前で疑問や意見を述べることは、最初は勇気が必要かもしれませんが、他の出席者の参考になりますので、ぜひ積極的に参加してください。 学内メールでのやりとりやレポート提出はできません。 |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
日本美術について具体的にかみくださいてお話しすることを心がけますので、敷居が高いと思わず気軽に授業に参加してください。また、期末レポートのテーマは皆さんが授業中で最も関心を持ったもの(作品、作家など)から選び、授業でどう扱われたのかも記述してもらいますので(詳細は授業で伝えます)、各授業での振り返りの時間を大切にしてください。 |
その他 /Others |
要注意:学内メールでのやりとりや提出はできません。 |
キーワード /Keywords |
日本近代美術、万国博覧会と明治の工芸、洋画、日本画、彫刻、工芸、京都画壇、芸術の支援者(パトロン) |