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講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
文化形態論 | ||
---|---|---|---|
英文授業科目名 /Course title (English) |
Cultural Forms | ||
科目番号 /Code |
HSS512z | ||
開講年度 /Academic year |
2022年度 | 開講年次 /Year offered |
3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
総合文化科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
野内 聡 | ||
居室 /Office |
講師控室 | ||
公開E-mail |
na002357@edu.cc.uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
なし | ||
更新日 /Last update |
2022/03/07 09:26:14 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
・他なるもの(他者、他文化、他国民/民族)を把握し、表現するさい、どのような問題が生じうるのかを理解する。 ・文化をめぐる西洋/東洋の近代における関係についての理解を深める。 ・現代に生きるわれわれの自/他認識のあり方について反省的に捉えることができるようにする。 |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
特になし。 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
特になし。 |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
適宜資料を配布します。 |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
自分とは異なる人(他者)、自分が属するのとは別の文化(他文化)、自分がメンバーであるネーション(民族、国民)とは別のネーションを理解し、それを何らかの仕方で表現することには、本質的に困難が伴います。 この授業では、とくに近代以降に関して、他なるものを表象するさいのさまざまな問題を、E.W.サイードの著作を手がかりに考えていこうと思います。 授業の前半でE.W.サイードの『オリエンタリズム』を、後半で『文化と帝国主義』を取り上げます。 基本的にはサイードのテキストを読みながら解説を加えていく形になりますが、要所要所で文学作品や映画等にも触れていきます。 第1回 イントロダクション 第2回 E.W.サイードについて 第3回 オリエンタリズムとは何か 第4回 「オリエント」概念の形成 第5回 近代における「オリエント」表象 第6回 「表象する」ことの問題性 第7回 オリエンタリズムのまとめ 第8回 『文化と帝国主義』の概要 第9回 「文化」の定義 第10回 「文化」と「国民/民族」の関係 第11回 「文化」と「帝国主義」の関係 第12回 帝国主義とナショナリズム 第13回 コンラッドの場合 第14回 ジェイン・オースティンの場合 第15回 授業のまとめとレポート |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
配付した資料を読み返し、授業内容を思い返しながら、疑問点や自分なりの問いを立てて、次の授業に臨んでください。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
レポートを主たる判断材料とし、そこに毎回の提出物等を平常点として加味して、総合的に判断します。大まかな割合は、レポート80%、平常点20%とします。 レポートでは、授業内容をきちんと理解した上で、自分なりの考えを展開できているかを重視します。 |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
授業前後に直接声をかけていただくか、Classroom内のコメントないし上記アドレス宛にメールでご相談ください。 |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
他者や他文化に関する知識を獲得するだけでなく、自ら考え、問いを立てられる姿勢を身につけることが重要です。 |
その他 /Others |
なし。 |
キーワード /Keywords |
比較文化、自文化/異文化 |