![]() ![]() |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
電磁波工学(Ⅱ類) | ||
---|---|---|---|
英文授業科目名 /Course title (English) |
Electromagnetic Wave Engineering | ||
科目番号 /Code |
ELE605g ELE606f | ||
開講年度 /Academic year |
2022年度 | 開講年次 /Year offered |
3 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
Ⅱ類 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
安藤 芳晃 | ||
居室 /Office |
西2-705 | ||
公開E-mail |
y-ando@uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
https://webclass.cdel.uec.ac.jp/ | ||
更新日 /Last update |
2022/12/09 17:26:21 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
有線・無線を問わず、現在の情報伝達技術の大きな柱の一つである電磁波工学について、電磁波の持つ諸性質と、それがどのようなところに使われているかについて講義する。 マクスウェルの方程式を限定された問題に適用し、電磁波の諸性質を導き出せることが達成目標となる。 |
---|---|
前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
〇基礎電磁気学、電磁気学第一・第二 ※単位未修得でも構いません。 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
〇微分積分学第一・第二 〇線形代数学第一・第二 〇数学演習第一・第二 〇力学 〇応用数学A、B 〇波動と光 〇基礎電気回路、回路システム第一・第二 〇信号処理論 |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
教科書は用いないので、市販の電磁波工学の書籍を各自参考にして下さい。適切な参考書として、 安達三郎著, 電磁波工学, コロナ社 早川正士著, 波動工学, コロナ社 などを挙げます。 また電磁気学の復習が必要な場合が多いですが、その際の参考書として (1) 砂川重信著, 電磁気学 (物理テキストシリーズ), 岩波書店 (2) 卯本重郎著, 電磁気学, 昭晃堂 (3) 砂川重信著, 理論電磁気学, 紀伊國屋書店 を挙げます。(1)はコンパクトに筋道立ててまとめられている良書です。(2)は教科書の中に問題が豊富です(絶版だと思いますので、図書館で借りて下さい)。話題も豊富ですが、あまり電磁気学を理解していない人は学習している本筋を見失うかも知れません。(3)は生涯学び続けられるぐらいの良書です。ただ、デルタ関数などの(学部レベルとしては高等またはやや上回るぐらいの)数学的知識が必要です。 |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
以下の内容について講義を行います。 第一回(オンライン) 電磁波概説、マクスウェルの方程式 第二回(オンライン) 波動方程式とダランベール解 第三回 等方性媒質中での平面波の伝搬、偏波、波動インピーダンス 第四回 異なる媒質境界での反射と屈折(TE波) 第五回 異なる媒質境界での反射と屈折(TM波)、全反射 第六回 導電性媒質、分散性媒質中での電磁波伝搬 第七回 ポインティングの定理、基本アンテナ 第八回 半波長ダイポールアンテナ、放射抵抗 第九回 アンテナのパラメタ 第十回(12/12オンライン:Zoom) 電磁波の散乱、レーダー方程式 第十回 受信アンテナのパラメタ 第十一回 導波路・伝送線路、TEMモード 第十二回 導波路・伝送線路、TEモード 第十三回 電波伝搬(1) 平面大地、曲面大地上の伝搬 第十四回 電波伝搬(2) 山岳回折 第十五回 電波伝搬(3) 電離圏中の伝搬 受講を希望する人は、以下のGoogle Formから受講届を提出して下さい。9月30日(金)にWebclassに登録します(それ以降に受講届を提出した人は順次登録します)。 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdAfM8JRzRaGSq-f7ONr3-DVip8luARMQimrGoQxFo089WHpg/viewform?usp=sf_link (「数回受講してから履修を決める」という人も、Webclass登録のために提出して下さい) |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
|
授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
使用する「道具」としての数学については各自で勉強しておいて下さい。授業内で全ての式の導出は行えないので、省いた箇所は各自で復習して導出しておく必要があります。 受講を希望する人は、以下のGoogle Formから受講届を提出して下さい。9月30日(金)にWebclassに登録します(それ以降に受講届を提出した人は順次登録します)。 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdAfM8JRzRaGSq-f7ONr3-DVip8luARMQimrGoQxFo089WHpg/viewform?usp=sf_link (「数回受講してから履修を決める」という人も、Webclass登録のために提出して下さい) |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
【成績評価方法】 Webclass上に問題を出し、それの得点により成績を与える。 【評価基準】 全体を100点としたとき、60点以上をとること。 ・マクスウェルの方程式の一般的な性質を一通り理解していること ・各種媒質中の平面波の伝搬・反射について、性質を理解していること ・伝送線路、アンテナの基本的な式が理解できていること |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
毎週月曜日5時限目 質問用のGoogle Formを設ける |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
なし |
その他 /Others |
なし |
キーワード /Keywords |
電磁気学、電磁波、アンテナ、伝送線路、電波伝搬 |