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講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
文学A | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Literature A | ||
科目番号 /Code |
HSS306z | ||
開講年度 /Academic year |
2023年度 | 開講年次 /Year offered |
2/3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
総合文化科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
栗田 岳 | ||
居室 /Office |
東1号館815 | ||
公開E-mail |
kurita@uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
特にありません。 | ||
更新日 /Last update |
2023/03/21 14:10:29 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
〇主題 平安時代の日本に、かなで書かれた物語文学が現れました。この授業では、平安朝物語文学の大きな達成である『源氏物語』を、『竹取物語』『伊勢物語』といった他の作品との関連の中で読み進めていきます。 〇達成目標 ・平安朝物語文学の原文に触れ、一つ一つのことばを精密に分析しながら読み進めることに、一定程度、習熟する。 ・授業での論理展開を、自身で改めて整理し、わかりやすく文章にまとめられるようにする。 |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
特にありません。 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
特にありません。 |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
Google Classroomに資料を掲示します。 |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
〇授業実施日 4/12, 19, 26, 5/10, 17, 24, 31, 6/7, 14, 21, 28, 7/5, 12, 19, 26 〇授業内容 『源氏物語』に登場する柏木と薫という「父子」に焦点を当て、女三宮・浮舟との「恋」の物語の分析を中心に展開していきます。 1 イントロダクション 2 平安朝「かな」文学 3 古典原文を読むということ 4 『紫式部日記』「才さかし出ではべらむよ」の解釈 5 古典と現代 - 発想の相違 - 6 『源氏物語』柏木と「あはれ」 7 柏木の物語と『一条摂政御集』 8 柏木の物語と『竹取物語』 9 『竹取物語』と語り 10 『竹取物語』と話型 11 『伊勢物語』 - みやびと愛 - 12 薫・浮舟の物語と『伊勢物語』10段 13 薫・浮舟の物語と『伊勢物語』15段 14 薫・浮舟の物語と『伊勢物語』60段 15 補足、期末試験 基本的に、上記のトピックに沿って進行しますが、教室の状態をふまえて、適宜変更されます。 〇進め方 配布資料に基づいて、教員が説明していきます。 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
・課題提出があるので、その準備が必要です。 ・配布された資料や自身のノートを読み返して、授業内容が、授業を受けていない人にも、わかりやすく、正確に説明できるよう復習してください。 ・この授業は、「初めての話に集中して向き合い、その内容を理解すること」の練習の場でもあります。したがって、予習は必要ありません。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
学期中に数回、課題提出があります。その評価が40%。加えて学期末の試験は、授業で述べられた内容を、受講生が説明する論述形式のものとなりますが、その評価が60%です。 なお、授業への参加姿勢によって評価が上下することがあります。 授業での論理展開を正確に追い、その内容をわかりやすく説明できているかどうかが評価のポイントとなります。 |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
木曜日第4限。事前にアポイントをとってください。当面、オンラインでの対応となります。 |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
理工系の学生である皆さんは、古典文学の研究というものに、どのようなイメージを抱いているでしょうか。私は、研究である以上、本質的な部分に、それほど違いはないのではないかと考えています。対象のありようを正確に観察して記述すること。そして、筋道正しい分析によって、対象をより一般に開かれた観点から捉え直すこと。この授業を、そんな文学研究の一つの例として、皆さんに提供できればと思います。 |
その他 /Others |
履修登録のトラブルは教員では解決できません。教務課に連絡してください。 |
キーワード /Keywords |
かな、源氏物語、竹取物語、伊勢物語、間テクスト性 |