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講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
文化と言語 | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Culture and Language | ||
科目番号 /Code |
HSS613z | ||
開講年度 /Academic year |
2023年度 | 開講年次 /Year offered |
3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
総合文化科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
八木橋 久実子 | ||
居室 /Office |
非常勤講師室 | ||
公開E-mail |
ya003676@edu.cc.uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
第二外国語教室HP http://www.2gai.bunka.uec.ac.jp/ | ||
更新日 /Last update |
2023/07/07 16:15:14 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
ロラン・バルト(Roland Barthes, 1915-1980)による写真論について, フランスと日本の映像文化を比較することで, 背景にある文化や身近にあるメディア映像のありようを再検討し自分の言葉にすることが目標です. |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
特になし |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
特になし |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
ロラン・バルト『明るい部屋 写真についての覚書』(みすず書房, 花輪光訳, 新装版 1997年, 税込価格¥3,080)の該当部分をプリントにて配布する. |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
20世紀フランスを代表する批評家ロラン・バルトによる写真論を翻訳書で講読する. 授業は講義形式として, 受講生は以下に示すように各回四章ないし五章ずつを事前に読んでおくこと. 授業後にはコメントペーパーを回収し, 授業期間中9枚の提出を期末レポート受理の要件とする. 第10回以降に期末レポートの題目を公表するほか, 執筆準備のために中間まとめの時間を設ける. 授業最終回に教室で手書きし提出すること. 第1回 イントロダクション:ロラン・バルトについて, 写真論とは何か 第2回 1写真の特殊性, 2分類しがたい「写真」, 3出発点としての感動, 4「撮影者」、「幻像」、「観客」 第3回 5撮影される人, 6「観客」ーその無秩序な好み, 7冒険としての「写真」, 8鷹揚な現象学 第4回 9二重性, 10「ストゥディウム」と「プンクトゥム」, 11「ストゥディウム」, 12 知らせること 第5回 13描くこと, 14不意にとらえること, 15 意味すること, 16欲望をかきたてること, 第6回 17単一な「写真」, 18「ストゥディウム」と「プンクトゥム」の共存, 19「プンクトゥム」ー部分的特徴, 20無意志的特徴 第7回 21悟り, 22事後と沈黙, 23見えない場, 24前言取り消し 第8回 第一部のまとめ 第9回 25《ある晩…》, 26分け隔てるもの、「歴史」, 27再認・認識すること, 28「温室の写真」, 29少女 第10回 30アリアドネ, 31「家族」, 33「母」, 32《それはかつてあった》, 33ポーズ, 34光線、色彩 第11回 35「驚き」, 36 確実性の証明, 37 停滞, 38平板な死, 39プンクトゥムとしての「時間」 第12回 40「私的なもの」/「公的なもの」, 41子細に検討する, 42 似ているということ, 43家系, 44明るい部屋 第13回 45《雰囲気》, 46「まなざし」, 47「狂気」、「憐れみ」, 48飼い馴らされた「写真」 第14回 『明るい部屋 写真についての覚書』全体のまとめ 第15回 期末レポート執筆提出 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
各回につきシラバスに指定した部分を事前に読んでおくこと. その際には写真にまつわる思い出や観劇の体験について考えを巡らせるようにしてください. |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
成績評価方法:授業参加度(発言やコメントペーパー)50%, 期末レポート50%. 期末レポートの分量は1200字程度とする. 持ち込み可能物は, 教科書, 配布プリント, 手書きのメモとする. 評価基準:読解の正確さ, 議論の妥当性. |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
授業後または公開e-mailアドレスにて随時受け付けます. |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
私たちの日常生活にあふれている写真, 映像や映画の一場面がどのように非日常の世界と接しているのか問い直してみましょう. |
その他 /Others |
特になし |
キーワード /Keywords |
フランス文学, フランス写真論, メディア論. |