シラバス参照

講義概要/Course Information
2024/10/07 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
ソフトウェア工学
英文授業科目名
/Course title (English)
Software Engineering
科目番号
/Code
COM601b COM602a COM603c COM603d
開講年度
/Academic year
2023年度 開講年次
/Year offered
3
開講学期
/Semester(s) offered
後学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
専門科目
開講類・専攻
/Cluster/Department
Ⅰ類
担当教員名
/Lecturer(s)
西 康晴
居室
/Office
西5号館701室
公開E-mail
/e-mail
Yasuharu.Nishi@uec.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website
http://qualab.jp/lectures/
更新日
/Last update
2023/03/31 11:00:32 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標(2,000文字以内)
/Themes and goals(up to 2,000 letters)
PC、ワープロ、携帯電話、銀行、自動車など、私たちの身の回りにはソフトウェアがあふれています。しかしソフトウェアを開発するには、プログラミングの他にも多くのタスクがあります。ユーザの要求を考えたり、設計やテストを行わなくてはなりません。この講義では、ソフトウェア開発の流れについて解説や演習を行うことで、ソフトウェア工学の基礎を理解して頂きたいと考えています。
前もって履修
しておくべき科目(1,000文字以内)
/Prerequisites(up to 1,000 letters)
「基礎プログラミング」や「基礎プログラミング演習」などプログラミング系の科目は最低限履修しておく必要があります。ただし、苦手だったとしても構いません。
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目(1,000文字以内)
/Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters)
特にありません。
教科書等(1,000文字以内)
/Course textbooks and materials(up to 1,000 letters)
教科書はありません。必要に応じてプリントを配布します。参考書は「実践ソフトウェアエンジニアリング(第9版)」(オーム社)です。
授業内容と
その進め方(2,000文字以内)
/Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters)
この授業では、ソフトウェア工学全般について以下の内容で講義を行います。また講義中に演習も行います。プログラミング系の科目を受講しておいた方が理解が進みますが、詳しい必要は特にありません。またこの授業ではプログラミングの演習は行いません。

 1.ソフトウェアシステムの概要
 2.ソフトウェアシステム開発の流れ
 3.システム構想設計
 4.要求の分析
 5.DFDによる分析と設計の流れ
 6.DOAによる分析と設計の流れ
 7.CFDよる分析と設計の流れ
 8.状態遷移図による分析と設計の流れ
 9.構造化設計
10.設計の原理
11.オブジェクト指向による分析と設計の流れ
12.実装
13.テスト
14.プロジェクト管理・プロセス改善
15.アジャイル開発
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
ソフトウェアテスト専業企業のコンサルタントや、車載、FA、金融、クラウド、家電、SIなどとの共同研究、NPO法人での研究開発や国際的な資格試験制度の運営を通じて確立した、ソフトウェアのテストや品質保証に関する産業界で最先端かつ実践的な技術を講義内で教育します。
授業時間外の学習
(予習・復習等)(1,000文字以内)
/Preparation and review outside class(up to 1,000 letters)
講義後に講義資料をPDFでダウンロード可能にしますので、講義中に作成したノートと照らし合わせて、きちんと復習を行うこと。
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
(1,000文字以内)
/Evaluation and grading
(up to 1,000 letters)
数回のレポートと期末試験で評価します。レポート全体で4割、期末試験で6割の配分とします。ソフトウェア工学のパラダイムや手法について、それぞれ説明し応用できるようになれば合格です。
オフィスアワー:
授業相談(1,000文字以内)
/Office hours(up to 1,000 letters)
質問などは随時受けつけています。まずはメールで相談してください。
学生へのメッセージ(1,000文字以内)
/Message for students(up to 1,000 letters)
ソフトウェアは論理的な人工物ですが、ソフトウェアの開発はとても人間的側面を持っています。学術的な体系と経験的な法則の両方を、バランス良く理解できるように講義や演習を行っていきます。
その他
/Others
講義は対面でリアルタイムに行います。登学不安学生の場合のみ動画を配信しますので、メールで申し出てください。
キーワード
/Keywords
ソフトウェア工学,構造化開発,オブジェクト指向開発,ソフトウェアテスト,アジャイル開発