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講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
回路システム学第二 | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Circuits and Systems Ⅱ | ||
科目番号 /Code |
ELE501f ELE501g | ||
開講年度 /Academic year |
2023年度 | 開講年次 /Year offered |
3 |
開講学期 /Semester(s) offered |
前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
Ⅱ類 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
小野 哲 | ||
居室 /Office |
西2-805 | ||
公開E-mail |
ono.satoshi@uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
別途指示の予定 | ||
更新日 /Last update |
2023/05/16 23:32:36 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
主題:コンピュータ、通信機器、レーダ装置などの電子装置、半導体集積回路などの電気電子回路を設計したり、動作を解析する場合に必要な回路の計算・設計手法の基礎を学ぶ。 達成目標: インピーダンス関数、アドミタンス関数を用いた1端子対回路の設計の基礎およびZパラメータ、Yパラメータ、Fパラメータ等の各種回路パラメータを用いた2端子対回路の設計の基礎を修得する。 |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
基礎電気回路、回路システム学第一 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
基礎電気回路、回路システム学第一、基礎演習A、基礎演習B、応用数学A、応用数学B、複素関数論 |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
教科書がない場合でも進められるようにしたいと思いますが,より深い理解のためには下記教科書をできる限りご準備いただきたいです。 教科書:平山、大附著「電気回路論[3版改訂]」(電気学会)(回路システム学第一で使用した教科書です) 教科書:鎌倉、上、渡辺著「電気回路」(培風館) (基礎電気回路で使用した教科書です) |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
授業は4月12日(水)より開始します。 【授業内容】 第1回:基礎電気回路、回路システム学基礎事項の復習(1) 電気回路、インピーダンスについて 第2回:基礎電気回路、回路システム学基礎事項の復習(2)フーリエ級数展開、過渡現象、フーリエ変換、ラプラス変換の概要 第3回:2端子対回路行列(1)2端子対回路、Z行列、Y行列、F行列、h行列 第4回:2端子対回路行列(2)Z行列、Y行列、F行列、h行列の続き 第5回:2端子対回路行列の性質(1)FETの小信号等価回路、トランス 第6回:2端子対回路行列の性質(2)各行列間の変換方法についての続き、Δ-Y, Y-Δ変換 第7回:2端子対回路行列を用いた回路設計 第8回:第3回~7回の総合問題 第9回:1端子対回路の性質 第10回:LC1端子対回路の設計(1) 複素周波数、RLC共振回路、留数、極 第11回:LC1端子対回路の設計(2)LCはしご回路、連分数展開 第12回:RL1端子対回路の設計 第13回:RC1端子対回路の設計 第14回:逆回路、定抵抗回路 第15回:第9回~14回の総合問題 ※理解度により内容の変更等の可能性あり。 【授業の進め方】 ・基本的には対面方式で、教員がパワーポイント資料を使いながら行います。 ・状況によってオンデマンド方式の場合もあるかもしれませんが、その場合は授業動画をアップロードした旨はGoogle Classroomのコメント機能を使ってお知らせします。 ・Google Classroom内の情報やファイルなどはSNS等で拡散することのないようにお願いいたします。 ・Google Classroomも使って授業を進めますので,Google Classroomを使える状態とし,UEC Cloudのアカウントに届くメッセージやメールは定期的に確認お願いします。 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
この科目の理解度向上には,一度ノートなどに自筆で回路図をかいて回路計算することや数式を書くことを何度も数をこなすことが重要です。授業の復習を重視して下さい。随時レポート課題も出して,その課題を解いたものを提出してもらいます。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
【成績評価方法】 演習とレポートで総合評価する。 【最低達成基準】 1.2端子対回路の計算ができること。 2.1端子対回路の設計ができること。 |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
適宜相談に応じますが、電子メールで事前にアポイントを取って下さい。 |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
回路システム学第⼆は将来皆さんが電気電⼦回路分野の技術者として活躍するために必要な知識を勉強し,ある程度自分で2端子対または1端子対回路の回路計算が進められるようになることを目指します。今後,専門性が更に深まる各種科目の根幹となる部分でもありますので,自発的に取り組んで習得を目指してください。 授業は4月12日(水)より開始しますのでご注意ください。 |
その他 /Others |
授業では回路シミュレータも少しずつ取り入れていきたいと思っております。原理を知った上でこれらのツールが併用できると理解が深まったり、より高度な回路計算、回路設計ができるようになりますので、使い方など知りたい方はぜひ質問してください。 |
キーワード /Keywords |
リアクタンス関数、回路行列,1端子対回路,2端子対回路 |