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講義概要/Course Information
2024/06/20 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
言語学
英文授業科目名
/Course title (English)
Linguistics
科目番号
/Code
HSS317z
開講年度
/Academic year
2024年度 開講年次
/Year offered
2/3/4
開講学期
/Semester(s) offered
前学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
総合文化科目
開講類・専攻
/Cluster/Department
情報理工学域
担当教員名
/Lecturer(s)
栗田 岳
居室
/Office
東1号館815
公開E-mail
/e-mail
kurita@uec.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website
特にありません。
更新日
/Last update
2024/04/03 11:27:21 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標(2,000文字以内)
/Themes and goals(up to 2,000 letters)
○主題
自然言語は、文法・音韻等の大規模なシステムに限らず、一つの単語の中にも、それが、ある全体を成すだけの秩序というものが存在します。この授業では、そうした自然言語に見出される体系性について、受講者の共通言語である日本語を題材に考えていきます。

○達成目標
日本語を自明のものすることなく、分析の対象として扱うことに、一定程度、習熟する。及び、関連する文法論上の概念を理解する。
前もって履修
しておくべき科目(1,000文字以内)
/Prerequisites(up to 1,000 letters)
特にありません。
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目(1,000文字以内)
/Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters)
特にありません。
教科書等(1,000文字以内)
/Course textbooks and materials(up to 1,000 letters)
Google Classroomに資料を掲示します。
授業内容と
その進め方(2,000文字以内)
/Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters)
〇授業内容 
「音と意味の相関」を中心に論じます。

1 イントロダクション 
2 母音と子音 
3 語構成 
4 活用 
5 強勝用と弱活用  
6 受身と使役
7 「受身使役」はなぜないのか
8 被覆形と露出形
9 他動性
10 能格性
11 疑問文とイントネーション
12 ダ、デス、マス
13 形容詞と形容動詞
14 ダロウ
15 補足、期末試験 

基本的に上記に沿って進んでいきますが、教室の状態をふまえて、適宜変更されます。

○進め方
配布資料に基づいて教員が説明していきます。
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
授業時間外の学習
(予習・復習等)(1,000文字以内)
/Preparation and review outside class(up to 1,000 letters)
・配布された資料や自身のノートを読み返して、授業内容が、授業を受けていない人にも、わかりやすく、正確に説明できるよう復習してください。
・この授業は、「初めての話に集中して向き合い、その内容を理解すること」の練習の場でもあります。したがって、予習は必要ありません。
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
(1,000文字以内)
/Evaluation and grading
(up to 1,000 letters)
・期中課題40%、期末試験60%。
・授業では、ほぼ毎回、提示された小課題に解答し、その場でGoogle Classroomに提出することになります。その提出で出欠を判定し、内容の評価によって40%分の得点が決まります。
・期末試験は「授業での論理展開が正確にインプットされているか」及び「その内容を適切にアウトプットできているか」という二点のみが評価の対象となります。したがって、授業内容に基づかないことを書いても、いっさい評価されません。
・授業への参加姿勢によって評価が上下することがあります。
オフィスアワー:
授業相談(1,000文字以内)
/Office hours(up to 1,000 letters)
木曜日第4限。事前にアポイントをとってください。
学生へのメッセージ(1,000文字以内)
/Message for students(up to 1,000 letters)
この授業は、既存の概念を適用してスマートに結論を出すのではなく、文や単語の具体的な振る舞いを観察・分析することによって、ある一般化に到達しようとする試みです。そうした「自然言語の扱い方」に触れる体験となれば幸いです。
その他
/Others
・授業中に、Google Classroomへ課題を提出することになるので、それに対応可能な端末の持参が必要です。
・「聞いただけでも授業内容が完全に頭に入る人」以外は、きちんとノートをとらなければ成績に結びつきません。
・履修登録に関するトラブルは教員に質問しても解決されません。教務課に連絡してください。
キーワード
/Keywords
日本語、単語、文、音声、意味