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講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
人間と外交 | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
People and Diplomacy | ||
科目番号 /Code |
HSS502z | ||
開講年度 /Academic year |
2024年度 | 開講年次 /Year offered |
3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
総合文化科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
渡部 亮 | ||
居室 /Office |
なし | ||
公開E-mail |
wa004418@gl.cc.uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
特になし | ||
更新日 /Last update |
2024/03/13 16:57:24 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
<主題> 本授業はゼミ形式で実施する。参加者は、日本近現代史にかんする文献・史料を読み、それに基づいて議論する。 <到達目標> ①人文社会系の学問における基本的なアカデミック・ルールを身につけている ②歴史学的な手法を用いて、基礎的な史資料を調査・読解することができる ③上記①②を通じて、現代社会の諸問題を自由かつ独創的に考えることができる |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
特になし |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
情報理工学域で開講されている「政治学A」「政治学B」を履修しておくと、授業内容の理解に資する。 |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
加藤陽子『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』(新潮社、2016年)ISBN:978-4101204963 *朝日出版社から2009年に出版されたバージョンもありますが、新潮文庫版とはページ数などが異なります。どちらをお買い求めいただいても構いませんが、新潮文庫版のほうが低価格ですので、授業では基本的に新潮文庫版に沿って書誌情報などを示します。 |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
<第1回>ガイダンス ゼミの趣旨説明、自己紹介ののち、ゼミ報告の担当順を決める <第2回>担当教員による解説 人文社会系の学問における基本的なアカデミックルールを解説したのち、歴史学的な調査手法について、入門的なやり方をいくつか紹介する。 <第3回><第4回>「序章 日本近現代史を考える」を読む 参加者全員が課題図書の当該範囲を事前に読んだうえで、ゼミ報告担当者が自分なりに調べたことなどを発表し、ほかの参加者がこれについて議論する。 <第5回><第6回>「第1章 日清戦争」を読む 参加者全員が課題図書の当該範囲を事前に読んだうえで、ゼミ報告担当者が自分なりに調べたことなどを発表し、ほかの参加者がこれについて議論する。 <第7回><第8回>「第2章 日露戦争」を読む 参加者全員が課題図書の当該範囲を事前に読んだうえで、ゼミ報告担当者が自分なりに調べたことなどを発表し、ほかの参加者がこれについて議論する。 <第9回><第10回>「第3章 第一次世界大戦」を読む 参加者全員が課題図書の当該範囲を事前に読んだうえで、ゼミ報告担当者が自分なりに調べたことなどを発表し、ほかの参加者がこれについて議論する。 <第11回><第12回>「第4章 満州事変と日中戦争」を読む 参加者全員が課題図書の当該範囲を事前に読んだうえで、ゼミ報告担当者が自分なりに調べたことなどを発表し、ほかの参加者がこれについて議論する。 <第13回><第14回>「第5章 太平洋戦争」を読む 参加者全員が課題図書の当該範囲を事前に読んだうえで、ゼミ報告担当者が自分なりに調べたことなどを発表し、ほかの参加者がこれについて議論する。 <第15回>まとめと総括 ゼミ報告の内容をまとめ、コース全体を総括する。 *ゼミ形式の授業なので、履修人数などに応じてスケジュールに多少の変更が生じる可能性があります。 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
・ゼミ形式の授業なので、課題図書の通読、参考文献の調査など、十分な事前準備が求められる(目安時間:120分) ・授業内容の復習に十分な時間をかけることが望ましい(目安時間:60分) |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
<成績評価方法> ゼミ報告 70% 報告内容のクオリティによって評価します。読解の正確さ、議論の独創性、充実した調査がなされているかなどを重視します。 授業参加度 30% 報告者に対するコメントの内容・頻度など、議論への参加姿勢によって評価します。 <評価基準> S:毎回の授業に積極的に参加したうえで、自由で独創的な発想に基づき学術的な議論を展開できており、かつゼミ報告の内容も優秀と認められる場合 A:毎回の授業に恒常的に参加したうえで、的を射たコメント能力があり、かつゼミ報告の内容も優秀と認められる場合 B:授業への参加度、ゼミ報告の内容のいずれかに不十分な点があるが、本授業の到達目標をおおむね達成したものと認められる場合 C:毎回の授業への参加が消極的であり、ゼミ報告の内容にも不十分な点があるが、課題図書について最低限の事実関係は把握しているなど、一定の学習意欲が認められる場合 *ゼミ形式という性質上、報告当番を担当しなかった場合や、全体の3分の1以上の回を欠席した場合には、評価の対象外となります。 |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
電子メールにて受け付ける |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
毎週テキストを読んでくるのは少し負担に感じられるかもしれませんが、ゼミという授業形式は、労力をかければかけるほど得られるリターンも大きくなるものです。課題図書は読みやすく、人気のある書籍ですので、ぜひご検討ください。 |
その他 /Others |
ゼミ形式の授業では、少人数で活発に意見交換をおこなうことが必要となります。そのため、履修希望者が30名を超える場合、抽選などを実施する可能性があります。 |
キーワード /Keywords |
日本近代史、日本政治外交史、政治学 |