シラバス参照
|
シラバス参照
|
| 講義概要/Course Information |
| 科目基礎情報/General Information |
| 授業科目名 /Course title (Japanese) |
比較文化論 | ||
|---|---|---|---|
| 英文授業科目名 /Course title (English) |
cross-cultural Study | ||
| 科目番号 /Code |
HSS510z | ||
| 開講年度 /Academic year |
2024年度 | 開講年次 /Year offered |
3/4 |
| 開講学期 /Semester(s) offered |
前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
| 授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
| 科目区分 /Category |
総合文化科目 | ||
| 開講類・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
| 担当教員名 /Lecturer(s) |
八木橋 久実子 | ||
| 居室 /Office |
非常勤講師室 | ||
| 公開E-mail |
ya003676@edu.cc.uec.ac.jp | ||
| 授業関連Webページ /Course website |
第二外国語教室HP http://www.2gai.bunka.uec.ac.jp/ | ||
| 更新日 /Last update |
2024/03/11 13:52:15 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
| 講義情報/Course Description |
| 主題および 達成目標（2,000文字以内） /Themes and goals（up to 2,000 letters） |
映像や言語として日頃接する「悲劇的なもの」を再考するために, ロラン・バルト(Roland Barthes, 1915-1980）がギリシア悲劇について書いたテクストを中心に講読します. 悲劇のモチーフとなった神話や叙事詩を参照しながら, 「悲劇的なもの」と「悲劇」の関係性について自分の言葉にすることが目標です. |
|---|---|
| 前もって履修 しておくべき科目（1,000文字以内） /Prerequisites（up to 1,000 letters） |
なし |
| 前もって履修しておくこ とが望ましい科目（1,000文字以内） /Recommended prerequisites and preparation（up to 1,000 letters） |
なし |
| 教科書等（1,000文字以内） /Course textbooks and materials（up to 1,000 letters） |
なし. 参考書としては, 岩波文庫 アポロドーロス『ギリシア神話』（高津春繁訳, 1978年改版, ¥780＋税）他. |
| 授業内容と その進め方（2,000文字以内） /Course outline and weekly schedule（up to 2,000 letters） |
授業は講義形式として, ロラン・バルトによるものを中心にギリシア悲劇に関するテクストを講読する. また前提となる作品理解のために, 神話や悲劇について口頭発表をする. 第1回 イントロダクション：ギリシア神話に関連する映像や叙事詩を参照して 第2回 オイディプスについてのテクスト 第3回 ソポクレス『オイディプス王』他 第4回 アイスキュロス「オレステイア」三部作についてのテクスト 第5回 アイスキュロス『アガメムノン』 第6回 アイスキュロス『供養する女たち』 第7回 アイスキュロス『慈しみの女神たち』 第8回 エウリピデス『オレステス』他 第9回 オレステスについてのテクスト トマス・ド・クィンシー, ボードレール, バルト 第10回 バルトが参照した文献学のテクスト(1)ポール・マゾン 第11回 バルトが参照した文献学のテクスト(2)ジャン＝ピエール・ヴェルナン 第12回 バルトが参照した文献学のテクスト(3)E.R. ドッズ 第13回 ロラン・バルトの「悲劇的なもの」 『ラシーヌ論』を参照して 第14回 まとめ 第15回 期末レポート執筆提出 |
| 実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
|
| 授業時間外の学習 （予習・復習等）（1,000文字以内） /Preparation and review outside class（up to 1,000 letters） |
各回につき事前に配布した資料を読んでおくこと. |
| 成績評価方法 および評価基準 （最低達成基準を含む） （1,000文字以内） /Evaluation and grading （up to 1,000 letters） |
成績評価方法：授業参加度（口頭発表やコメントペーパー）50%, 期末レポート50%. 5分程度の口頭発表3回を期末レポート受理の要件とする. また関連映像の視聴後にコメントペーパーを回収することがある. 第10回以降に期末レポートの題目を公表する. 授業最終回に教室で手書きし提出すること. 分量は1200字程度とする. 持ち込み可能物は, 教科書, 配布プリント, 手書きのメモとする. 評価基準：読解の正確さ, 議論の構成と言葉遣いの妥当性. |
| オフィスアワー： 授業相談（1,000文字以内） /Office hours（up to 1,000 letters） |
公開e-mailアドレスにて随時受け付けます. |
| 学生へのメッセージ（1,000文字以内） /Message for students（up to 1,000 letters） |
悲劇的なものについて, ギリシャ神話や叙事詩, 悲劇作品から考えてみましょう. |
| その他 /Others |
特になし |
| キーワード /Keywords |
ギリシア悲劇, フランス写真論, フランス文学. |