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講義概要/Course Information
2024/06/20 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
文化形態論
英文授業科目名
/Course title (English)
Cultural Forms
科目番号
/Code
HSS512z
開講年度
/Academic year
2024年度 開講年次
/Year offered
3/4
開講学期
/Semester(s) offered
前学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
総合文化科目
開講類・専攻
/Cluster/Department
情報理工学域
担当教員名
/Lecturer(s)
小野 響
居室
/Office
東1-611
公開E-mail
/e-mail
onohibiki@uec.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website
なし
更新日
/Last update
2024/03/06 12:21:18 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標(2,000文字以内)
/Themes and goals(up to 2,000 letters)
文化とは時々刻々と変化するものである。では、なぜ変化したことがわかるのかと言えば、それは歴史記録が残されており、比較することができるからである。そして歴史記録そのものも、記述された時代の社会や文化の影響を受ける。本講義では、歴史記録そのものに目を向け、そこから文化変容についても知見を深める。
前もって履修
しておくべき科目(1,000文字以内)
/Prerequisites(up to 1,000 letters)
なし
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目(1,000文字以内)
/Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters)
なし
教科書等(1,000文字以内)
/Course textbooks and materials(up to 1,000 letters)
適宜資料を配布します。
授業内容と
その進め方(2,000文字以内)
/Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters)
1)授業内容
第01回 ガイダンス
第02回 記録するということ―『春秋』―
第03回 「世界史」の誕生―『史記』―
第04回 歴史書のフォーマット―『漢書』―
第05回 情報処理―後漢の歴史書たち―
第06回 書くことと書かないこと―『三国志』―
第07回 歴史とオカルト―六朝の歴史―
第08回 野蛮人とは言わせない―五胡北朝の歴史―
第09回 国家編纂事業としての歴史書―『晋書』『隋書』など―
第10回 歴史理論の構築―『史通』―
第11回 制度の記録―『大唐六典』『通典』など―
第12回 文学から見る歴史―『文選』そして杜甫―
第13回 歴史書の日本―中国の歴史書と六国史―
第14回 名前をつけて保存と上書き保存―『旧唐書』『新唐書』など―
第15回 復活のフォーマット―『資治通鑑』―

2)進め方
配布した資料をもとに、それぞれの歴史書・歴史記録について解説を加え、それがどのようなものであるのかを学習していきます。
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
授業時間外の学習
(予習・復習等)(1,000文字以内)
/Preparation and review outside class(up to 1,000 letters)
講義で使用する資料を授業前・授業後に読み、自分の考えを整理するようにしてください。
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
(1,000文字以内)
/Evaluation and grading
(up to 1,000 letters)
毎回の講義の提出物 30%
レポート      70%
の二つを総合して成績評価を行います。
毎回の講義の提出物・レポートの内容はともに講義中に適宜指示します。
オフィスアワー:
授業相談(1,000文字以内)
/Office hours(up to 1,000 letters)
特に設けませんが、事前にメールなどでアポイントメントを取ること。
学生へのメッセージ(1,000文字以内)
/Message for students(up to 1,000 letters)
高校までの教科書の内容とは異なるような、学界の最前線の知識も講義に盛り込んでいきます。歴史記録の内容を読む前に、歴史記録そのものに目を向けると、色々なことが分かってきます。この面白さを共有できればと思います。世界史の事前知識は、あってもなくても構いません。興味がある人は是非受けてみてください。
その他
/Others
なし
キーワード
/Keywords
歴史学 中国史 歴史記録