シラバス参照

講義概要/Course Information
2024/11/21 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
ベンチャービジネス概論
英文授業科目名
/Course title (English)
Introduction to Venture Business
科目番号
/Code
CAR602z
開講年度
/Academic year
2024年度 開講年次
/Year offered
3/4
開講学期
/Semester(s) offered
後学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
実践教育科目
開講類・専攻
/Cluster/Department
情報理工学域
担当教員名
/Lecturer(s)
高木 克人
居室
/Office
新C棟203教室で講義を開催します(対面+ZOOM)
公開E-mail
/e-mail
vbg@sangaku.uec.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website
https://www.uec.ac.jp/research/venture/
更新日
/Last update
2024/11/20 07:49:47 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標(2,000文字以内)
/Themes and goals(up to 2,000 letters)
この授業の目標:

 受講生がベンチャービジネスを理解する為の基礎を習得して、起業のイメージを掴んでもらう。

前もって履修
しておくべき科目(1,000文字以内)
/Prerequisites(up to 1,000 letters)
なし
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目(1,000文字以内)
/Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters)
なし
教科書等(1,000文字以内)
/Course textbooks and materials(up to 1,000 letters)
なし
授業内容と
その進め方(2,000文字以内)
/Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters)
授業方法:
 受講生にはベンチャービジネスの基礎を習得していただきます。
 講義には、ゲストをお迎えする回を設けてます。
(ゲストは、一線で活躍するベンチャー企業経営者、金融工学の専門家)等です。
 受講生はゲストの話を整理し自分の教訓としてコンパクトのまとめ、受講レポートにします。
 自分の教訓は解説と共にゲストに共有します。


▸第1回10月02日ガイダンス:授業の狙い進め方について説明。質疑応答。
・2024年10月2日から2025年1月15日までの全15回の授業の流れ
・試験について 2025年2月12日水曜日5限実施
・評価方法(受講レポートの期限、テストについて)
・自己紹介
・授業の進め方について

▸第2回10月9日:ベンチャービジネスって何だろう
・ベンチャー企業とスタートアップ企業の違い                    
・ベンチャー企業創業のメリット                        
・株式公開について考える                     
・IPOによるストックオプションという選択肢
・PMF(顧客が熱狂的に欲しがるものを創れる状態)ってどんな感じか
・PMFするまでに想定できるベンチャー企業の様々な出来事

▸第3回10月16日:「未来の東京」戦略ビジョン
・ワークショップ形式の講義
・事前に「未来の東京」の実現に向けた重点施策方針をご一読ください
https://www.spt.metro.tokyo.lg.jp/seisakukikaku/houshin_2024/
・テーマは以下になります。

A 企業活動を支え、成長に向けた変革を後押し
(例:GX・DX、コンテンツ産業支援、中小企業支援)
B スタートアップと金融の力でサステナブルな都市を実現
(例:スタートアップへの多様な支援、官民協働の推進、海外企業・資本の呼び込み、プレイヤーの育成)
C 行政サービスの変革によるスマート東京の実現
(例:生成AI等の最先端技術の活用、5Gの展開等の「つながる東京」の実現)
D 観光、芸術文化、スポーツ の力で世界中を惹きつける
(例:東京ならではの観光体験、東京の芸術文化の魅力発信、世界的なスポーツイベントの開催)


▸第4回10月23日:25歳の若者が突然債務超過の会社を引き継いで、七転八倒しながらExitまで到達したお話・株式会社最先端研究開発支援センター 安田 恒 代表取締役社長 


▸第5回11月6日:スタートアップの”何”がベンチャーキャピタルに出資をさせるのか
・SBIインベストメント株式会社 投資部 鈴木 洲平様


▸第6回11月13日:スタートアップCTOのリアル:エンジニアのキャリアパス
・アセンド株式会社 CTO 丹羽健様(電気通信大学卒業生)


▸第7回11月20日:グローバル×ベンチャーマインドで切り開くキャリアとリアルな舞台裏
・株式会社トゥモロー・ネット
 取締役副社長兼クラウドソリューション本部長 松浦 淳



▸第8回11月27日:ベンチャーキャピタリストが教える”エクイティファイナンスの基礎"
株式会社basepartners 東恩納怜也(電気通信大学卒業生)


▸第9回12月11日:寄らばベンチャーの陰
株式会社東設 押部弘代表取締役


▸第10回12月18日:大学研究室発スタートアップの理想と現実、変遷と現在地
株式会社ジザイエ代表取締役CEO 中川純希 、人事労務マネージャー 中嶋圭吾


▸第11回12月25日:急成長するスタートアップで働くという事
株式会社Liberaware 執行役員 小山浩平


▸第12回1月8日:自己実現とキャリア~社会とコネクトしながら人生を自分色に染める
クラスター株式会社 西尾美里


▸第13回1月15日:


▸第14回1月22日:Web3スタートアップCEOが語るWeb3ビジネス最前線
株式会社クリプトリエ / cryptolier inc.  手塚康夫CEO


▸第15回1月29日:


▶試験 2月12日:B202教室で実施します。教室にお越しください。


講義では、大学生の皆さんにとって、大きな気付きを与えてくれそうな起業家をゲストにお招きし登壇を頂く回を設ける予定です。
※登壇者の都合により、登壇の回が前後後したり、テーマ変更の可能性がございます。

実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
今から24年前にアナウンサーから転職したベンチャー企業が、楽天株式会社でした。
新規出店獲得の専門部署である営業開発部を立ち上げ、広報、クライアントマーケティングを管掌する営業開発部門に部門昇格し、月間300社の新規獲得を10名でどのように進めてきたか、楽天市場の出店店舗1万店達成まで、営業、広報、マーケティングをどう連携し進めてきたか、実務経験に基づいたお話を、初回の授業では講義をさせて頂きます。
また、他の回の授業では、本学の卒業生ベンチャー、資金調達に成功しているベンチャーなど、様々な経験を有する起業家の皆様をお呼びしてご講演頂きます。
                        
授業時間外の学習
(予習・復習等)(1,000文字以内)
/Preparation and review outside class(up to 1,000 letters)
受講レポート
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
(1,000文字以内)
/Evaluation and grading
(up to 1,000 letters)
評価方法:
(1)受講レポート:授業で得た教訓を5-7-5など17音にまとめ、150字で解説をつけて、
翌週月曜日正午までに提出
(2)テスト:2025年の2月12日水曜日 5限テスト
受講レポート75%、期末試験25%
最終的に60%以上を合格とします。
オフィスアワー:
授業相談(1,000文字以内)
/Office hours(up to 1,000 letters)
メールにて受付
学生へのメッセージ(1,000文字以内)
/Message for students(up to 1,000 letters)
ベンチャービジネスを興すということは、
「65歳まで大手企業を務めあげる、他人に命令されたことをやる」とは、真反対にある、
「夢を追い、自由に考え挑戦し仲間をつくり働く、ロマンある生き方」であると言えます。
学生の皆さんが今すぐでなくても、将来、イノベーションを興し、
人生においてやりたい事を実現させ、日本から世界で羽ばたくベンチャーが生まれれば、
こんな素晴らしいことはありません。
その他
/Others
生きることが楽しい、学ぶことが楽しい、人と出会うことが楽しい、
学生が電気通信大学に来て良かったと思っていただける授業にします
キーワード
/Keywords
エクイティファイナンス、イノベーション、革新性、成長率、EXIT(出口戦略)、資本調達法、プロダクトマーケットフィット、IP・知的財産資産ビジネス、研究成果型ベンチャー