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講義概要/Course Information
2024/06/20 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
メディアリテラシー
英文授業科目名
/Course title (English)
Media Literacy
科目番号
/Code
INS502a INS504e
開講年度
/Academic year
2024年度 開講年次
/Year offered
3
開講学期
/Semester(s) offered
前学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
専門科目
開講類・専攻
/Cluster/Department
Ⅰ類
担当教員名
/Lecturer(s)
兒玉 幸子
居室
/Office
西6-411
公開E-mail
/e-mail
kodama@inf.uec.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website
http://www.kodamalab.hc.uec.ac.jp/
更新日
/Last update
2024/05/27 10:39:59 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標(2,000文字以内)
/Themes and goals(up to 2,000 letters)
マスメディア、パーソナルメディアによるコミュニケーションについてその特性を理解し、メディアを流れる情報を鵜呑みにするのではなく真偽を見抜く力を養い、自ら情報を発信して他者に伝える際の適切なメディアリテラシーの技能と知識を身につける。
前もって履修
しておくべき科目(1,000文字以内)
/Prerequisites(up to 1,000 letters)
特になし
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目(1,000文字以内)
/Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters)
特になし
教科書等(1,000文字以内)
/Course textbooks and materials(up to 1,000 letters)
教科書は特に指定しない。参考書は、随時、授業において提示する。
授業内容と
その進め方(2,000文字以内)
/Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters)
前半は講義、後半は実際にメディアコンテンツを制作する演習形式の授業を行う。講義では、メディアリテラシーの概念と歴史、近年の諸問題について解説し、既存メディアに流れる情報を鵜呑みにするのではなく、多角的な視点で客観的に判断する習慣を身につける。また、マスメディアとパーソナルメディアの特性、相乗効果、ディジタルデバイドなどの問題点について議論する。制作演習では、テキスト、写真・映像、音声を効果的に編集して、メディアコンテンツを制作する手法について学び、制作演習を通じて自ら発信する視点を獲得する。2024年度は、UECコミュニケーションミュージアムをテーマにしたメタバース上のコンテンツ制作課題に取り組む。
※5月27日(月)は、平木剛史先生(クラスター株式会社、電気通信大学客員准教授)による講義となります。

◆第1回~5回 講義 
第1回 イントロダクション:メディアリテラシーの概念と歴史
第2回 マスメディアからパーソナルメディアへ
第3回 インターネットにおけるメディアリテラシー
第4回 現代におけるメディアリテラシーの諸問題
第5回 写真と映像:カメラによる表現 構図とフレーム
◆第6回~15回 メディアリテラシー演習
第6回 メディアリテラシーの未来:メタバース、AI
第7回 照明、サウンドの効果、編集、ポストプロダクション
第8回 映像制作演習 講評とディスカッション
第9回 ミュージアムにおけるフィールドワーク(取材、企画書作成について)
第10回 グループ制作(メタバースを利用したインタラクティヴ演習について)
第11回 グループ制作(モデリング)
第12回 グループ制作(アニメーション)
第13回 グループ制作(UIとインタラクションデザイン)
第14回 インタラクティヴ演習 ディスカッション
第15回 インタラクティヴ演習 課題発表会 講評
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
教員のメディアアート制作に関わる実務経験の中から、メディアリテラシーとして役立つ知識をお伝えします。5月27日(月)は、メタバース分野に関する研究と実務の専門家として平木剛史先生による講義を実施する。
授業時間外の学習
(予習・復習等)(1,000文字以内)
/Preparation and review outside class(up to 1,000 letters)
各自、パソコンを利用して授業時間外にも学習を進める。日頃からコンテンツやアプリケーションの開発環境を整えて少しずつ制作を進められることが望ましい。
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
(1,000文字以内)
/Evaluation and grading
(up to 1,000 letters)
メディアリテラシーの基本知識と技術を修得する。授業への参加の積極性、レポートとコンテンツ制作課題の総合点にて成績を評価する。
オフィスアワー:
授業相談(1,000文字以内)
/Office hours(up to 1,000 letters)
オフィスアワーは特に設けないので、e-mailにて連絡のこと。
学生へのメッセージ(1,000文字以内)
/Message for students(up to 1,000 letters)
テレビ、新聞、雑誌などのマスメディア、インターネット上のSNSなどを流れる情報を鵜呑みにするのではなく、誰がどのような意図で情報を発信しているか意識的に見ることが大切です。テレビ、新聞とインターネットでの情報の伝わり方の違い、発信者によって異なる伝え方に着目して、どのような情報であっても、客観的かつクリティカルな視点を忘れないようにしましょう。また、新しいデジタルコンテンツを目にした時には、どのような技術が使われているか調べることをお勧めします。
その他
/Others
状況によって演習回数・方法が変更される可能性があります。
キーワード
/Keywords
メディア、映像、コンテンツデザイン、デジタル・ディバイディング、広告