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講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
セキュリティ情報学実験 | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Information Security Engineering Laboratory | ||
科目番号 /Code |
COM601f | ||
開講年度 /Academic year |
2024年度 | 開講年次 /Year offered |
3 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
実験 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
Ⅱ類 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
渡邉(洋)・李・﨑山・市野 | ||
居室 /Office |
東3号館928室(渡邉) | ||
公開E-mail |
watanabe [atmark] uec [dot] ac [dot] jp (適宜記号に置き換えてください) | ||
授業関連Webページ /Course website |
全体としてはなし.各実験ごとにある場合は担当教員から別途指示する. | ||
更新日 /Last update |
2024/09/24 02:04:34 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
情報セキュリティには理論的側面と実験的側面があります.本授業では,情報セキュリティの実験的側面について,ハードウェア,ソフトウェア,ネットワーク,コンテンツの4つの観点から学びます.これらの分野の基礎的な知識と技術の習得,情報セキュリティの研究能力の習得を目標とします.実験を通じて,理論的側面の理解を確実にすることも期待しています. |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
計算機,電気電子,プログラミング,数学,物理(実験を含む)関連の科目. 特に,物理関係の実験を必ず履修し,実験方法,結果の取扱い,考察を含めたレポートの書き方を修得したものとして実験を開始するので留意すること. |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
特になし. |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
使用しない. 実験ごとに必要な資料があれば配布する. |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
初回にオリエンテーションを行い,全体の流れやグループ分け等について説明するので欠席しないこと.原則として対面で開催する.また,本実験ではWebClassを利用する. 2回目以降は,以下の4つの実験(テーマ)をローテーションで行う予定. ・ハードウェアセキュリティ(崎山一男): 暗号回路の実装と解析(3日間) ・ネットワークセキュリティ(李陽): 情報システムの構築と運用(3日間) ・ソフトウェアセキュリティ(市野将嗣): 攻撃コードの分析と対策技術の実装(3日間) ・コンテンツセキュリティ(渡邉洋平): データとプライバシー保護技術の構築(3日間) グループごとに実験を行うローテーションは異なるが,例えば以下のような流れで行う. 第1回:オリエンテーション 第2回:ハードウェアセキュリティ (1):暗号ハードウェアの理解 第3回:ハードウェアセキュリティ (2):実装攻撃(データ取得) 第4回:ハードウェアセキュリティ (3):実装攻撃(データ解析) 第5回:ネットワークセキュリティ (1):仮想マシン環境の構築と運用 第6回:ネットワークセキュリティ (2):サーバ環境の構築と運用 第7回:ネットワークセキュリティ (3):ネットワークセキュリティツール 第8回:セキュリティ分野における研究についての理解 第9回:ソフトウェアセキュリティ (1):バイナリコードの解析 第10回:ソフトウェアセキュリティ (2):バッファオーバフロー攻撃 第11回:ソフトウェアセキュリティ (3):Webアプリケーションに対する攻撃 第12回:コンテンツセキュリティ (1):簡易なデータマイニング 第13回:コンテンツセキュリティ (2):プライバシー保護データマイニングのローカル処理 第14回:コンテンツセキュリティ (3):プライバシー保護データマイニングの通信処理 第15回:実験のまとめ |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
レポートの執筆等. |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
4つの実験いずれも,平常点40点満点,レポート点60点満点とする. 各実験60点以上をもって合格とする. 4つの実験の全てが合格である場合に単位取得となり,全実験の平均点から,下記の基準により評点を判定する. ・可:60点以上70点未満 ・良:70点以上80点未満 ・優:80点以上90点未満 ・秀:90点以上 |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
実験全般について質問等ある場合は,渡邉に連絡してください(事前にメールで日程調整をしてください). 各実験については担当教員によって異なりますので,指示に従って(またはメール等で方法を確認して)相談してください. |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
卒論,修論や卒業後の仕事に必要なセキュリティ技術を身に着けてください. 講義で曖昧だった点を実験を通じて理解してください. |
その他 /Others |
特になし |
キーワード /Keywords |
セキュリティ,暗号,ネットワーク,マルウェア,データ保護 |