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講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
電子回路学 | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Electronics Circuits | ||
科目番号 /Code |
ELE601h ELE601i ELE601j ELE603g | ||
開講年度 /Academic year |
2024年度 | 開講年次 /Year offered |
3 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
Ⅱ類 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
小野 哲 | ||
居室 /Office |
西2号館805 | ||
公開E-mail |
ono.satoshi@uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
下記「遠隔授業に関する情報」参照 | ||
更新日 /Last update |
2024/03/11 15:46:28 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
(a)主題: コンピュータ・スマートフォン等の情報通信機器におけるハードウェアの主要部分はトランジスタやFET(Field Effect Transistor)を基本素子とする電子回路である。実際の情報通信機器には、数多くの微細な電子回路が組み込まれた大規模集積回路(LSI: Large Scale Integration)が使われている。 この科目では、これらの基本となっている電子回路の原理と、回路設計のための基本知識を学ぶ。 (b)達成目標: トランジスタとFETの動作原理とそれらを用いた電子回路の基礎知識を身につけた上で、基本的な電子回路の解析・設計を行う応用力を身につける。 |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
応用数学、基礎電気回路、回路システム学 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
電気回路学および演習 、基礎電子工学、 |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
教科書:末松安晴・藤井信生監修「電子回路入門」(実教出版) 参考書:落合政司, アナログ電子回路-半導体デバイスとその応用技術-, 電気学会 参考書:各種電気回路関係の教科書 |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
(a) 授業内容(進捗などにより変更する可能性がございます。予め了承ください。) 第1回 半導体の性質 第2回 pn接合 第3回 ダイオード 第4回 トランジスタの構造と基本動作 第5回 FETの構造と基本動作 第6回 静特性と動特性 第7回 hパラメータと小信号等価回路 第8回 前半のまとめと演習 第9回 第8回目の演習の解説、バイアス回路 第10回 CR結合増幅回路 第11回 電力増幅回路 第12回 負帰還増幅回路 第13回 演算増幅器(OPアンプ)、集積回路 第14回 スイッチング電源回路の基礎、第1-14回目のまとめと演習 第15回 第1-14回目の演習の解説 (b) 授業の進め方: 電子回路は、自分で実際に解析したり、設計してみることで、はじめて深く理解することができる。従って、適宜演習・宿題を課しながら進める(レポート用紙、電卓を必ず持参のこと)。 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
適宜宿題を出題するので指定日時までに提出すること。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
(a) 評価方法: 適宜出題する宿題、第8回 前半のまとめと演習、演習、第14回 第1-14回目のまとめと演習の結果により評価する。 (b) 評価基準: 以下の到達レベルをもって合格の最低基準とする。 (1) トランジスタ・FETの動作原理を理解することができる。 (2) トランジスタ・FETの等価回路を理解しており、等価回路を用いて回路の入出力関数を計算することができる。 (3) トランジスタ・FETを動作させるための回路定数の設計ができる。 (4) 代表的な増幅器基本回路の増幅度の計算ができ、また設計することができる |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
適宜相談に応じるが、電子メールで事前にアポイントメントを取ること。 |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
「もの作り」にたずさわる人にとっては勿論のこと、たとえハードウェアを扱わなくてもシステムの動作を理解し、発展させるためには、電子回路の基本を十分理解している必要があります。授業中にひとつづつしっかり理解してゆけば、難しい内容ではありません。 情報通信システムコースでは選択科目となっていますが、情報通信システムに携わる職業(上述のようにハードウェアを扱わない職種を含む)を志望する学生には 必須 の科目です。 |
その他 /Others |
なし |
キーワード /Keywords |
トランジスタ、FET、増幅器、アナログ回路、電源回路(半導体のスイッチング動作)、ディジタル回路、 |