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講義概要/Course Information
2024/06/20 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
工学基礎数学および演習
英文授業科目名
/Course title (English)
Introductory Engineering Mathematics
科目番号
/Code
MTH301k MTH301m MTH301n MTH301p MTH301r
開講年度
/Academic year
2024年度 開講年次
/Year offered
2
開講学期
/Semester(s) offered
前学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義/演習 単位数
/Credits
3
科目区分
/Category
専門科目
開講類・専攻
/Cluster/Department
Ⅲ類
担当教員名
/Lecturer(s)
塚本 貴広
居室
/Office
西1-209
公開E-mail
/e-mail
t.tsukamoto@uec.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website
Google Classroom
更新日
/Last update
2024/03/11 17:26:27 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標(2,000文字以内)
/Themes and goals(up to 2,000 letters)
ベクトル解析,フーリエ解析とその偏微分方程式への応用が講義の主題である。
基本事項を理解し,力学,電磁気学,電子・電気回路等物理学で用いられる数学手法を学ぶ.
前もって履修
しておくべき科目(1,000文字以内)
/Prerequisites(up to 1,000 letters)
微分積分学第一・第二,線形代数第一・第二,解析学,物理学概論第一・第二
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目(1,000文字以内)
/Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters)
なし
教科書等(1,000文字以内)
/Course textbooks and materials(up to 1,000 letters)
教科書:
 和達三樹著「物理のための数学」(物理入門コース)(岩波書店)
参考書:
 戸田盛和著「ベクトル解析」(理工系の数学入門コース)(岩波書店)
 大石進一著「フーリエ解析」(理工系の数学入門コース)(岩波書店)
 1年次の教科書:三宅敏恒著「入門微分積分」(培風館),村上他著「教養の線形代数」(培風館)
授業内容と
その進め方(2,000文字以内)
/Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters)
<ベクトル解析>
第1回:復習,多変数の微分とベクトル演算,ベクトルの微分1
第2回:ベクトルの微分2(運動の記述,曲線,曲率)
第3回:ベクトル演算子1(grad,div,rot,Laplacian)
第4回:ベクトル演算子2(公式と応用,ポテンシャル)
第5回:ベクトルの積分1(多重積分,線積分)
第6回:ベクトルの積分2(曲面と面積分)
第7回:ベクトルの積分3(ガウスの定理と応用)
第8回:ベクトルの積分4(ストークスの定理と応用)
==中間試験とその解説==
<フーリエ解析>
第9回:フーリエ解析の基礎(周期関数,フーリエ級数,直交関数系)
第10回:フーリエ級数(偶関数と奇関数、任意周期、強制振動)
第11回:フーリエ積分とフーリエ変換(複素形式)
第12回:フーリエ変換の性質(デルタ関数、プランシェレルの定理)
第13回:フーリエ解析を用いた微分方程式の解法1(1次元波動方程式)
第14回:フーリエ解析を用いた微分方程式の解法2(1次元熱伝導方程式)
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
授業時間外の学習
(予習・復習等)(1,000文字以内)
/Preparation and review outside class(up to 1,000 letters)
1.演習ではにGoogle Classroomを使用するので、使い方を練習しておくこと。
2.授業に際しては、十分教科書を読み、予習を行うこと。授業は、予習を行ってきたことを前提に進める。
3.演習問題レポートはpdfで提出してもらうので、電子化を練習しておくこと。
4.演習課題は必ず復習すること(同様な内容を定期試験に出題する。)
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
(1,000文字以内)
/Evaluation and grading
(up to 1,000 letters)
(a) 評価方法
毎回,演習レポートの提出を求める。
講義/演習の出席状況は毎回の出席確認でチェックする。
中間試験:期末試験:演習レポートの合計で評価する。
(b) 評価基準
講義内容の60%の理解をもって合格とする。
具体的な合格基準は、以下のいずれをも満たすことが必要:
1. ベクトルの微分・積分演算を理解し、物理学に応用できる。
2. フーリエ級数やフーリエ変換の基本事項を理解し、偏微分方程式の解法に応用できる。
オフィスアワー:
授業相談(1,000文字以内)
/Office hours(up to 1,000 letters)
演習時間外はGoogle Classroomやメールを積極的に利用してください。
学生へのメッセージ(1,000文字以内)
/Message for students(up to 1,000 letters)
履修予定者は、新学期開始時点でGoogle Classroomに登録します。「工学基礎数学および演習」が見えない人は、担当教員まで知らせてください。自分のクラスを間違えないように履修登録してください。

予習と復習を徹底し、演習問題に積極的に取り組んでください。数学は科学技術の言葉、道具なので、好き嫌いにかかわらず修得しなければなりません。自発的、積極的な対応を期待しています。
その他
/Others
・授業時間:9:45~12:10
・担当者: 第1クラス:塚本; 第2クラス:加藤; 第3クラス:千葉; 第4クラス:張
・定期試験は、対面で行う予定です。
キーワード
/Keywords
ベクトルの微分、微分演算子、多重積分、線積分、面積分、積分定理、フーリエ級数、フーリエ変換