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講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
歴史学(R6開講なし) | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
History | ||
科目番号 /Code |
HSS101s | ||
開講年度 /Academic year |
2024年度 | 開講年次 /Year offered |
1/2/3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
総合文化科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
先端工学基礎課程 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
未定 | ||
居室 /Office |
(R6開講なし) | ||
公開E-mail |
(R6開講なし) | ||
授業関連Webページ /Course website |
(R6開講なし) | ||
更新日 /Last update |
2024/03/26 13:03:19 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
(a)主題 都市ローマの成立から共和政を経て帝政に至る政体の変遷をその内実と共に理解していく。 (b)達成目標 ローマ史の学習を通じて史的教養を身につける。 |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
なし |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
なし |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
教科書:本村凌二『地中海世界とローマ帝国』(講談社学術文庫) |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
(a)授業内容 第1回:ローマの建国 第2回:イタリアの統一 第3回:ポエニ戦争 第4回:東地中海世界への進出 第5回:内乱の一世紀の始まり 第6回:カエサルの登場 第7回:共和政の終焉 第8回:初代皇帝アウグストゥス 第9回:ユリウス・クラウディウス朝 第10回:フラウィウス朝 第11回:五賢帝時代 第12回:3世紀の危機 第13回:キリスト教の公認と東西分割 第14回:ゲルマン民族の大移動 第15回:西ローマ帝国の滅亡 (b)授業の進め方 対面授業。毎回、授業内容をまとめたレジュメなどを配布する。板書や補足説明を行うのでノートをとること。可能な限り視聴覚教材を用いる。 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
授業において教科書の内容を繰り返すことはしない。ただし、教科書に掲載された地図や遺跡などの図版は活用するので、必ず入手しておくこと。 予習として、教科書の該当範囲を読んで予備知識を得る。復習として、ノートの内容ともう一度教科書を確認すること。なお、関連する文献や映画などを紹介するので、興味をもったならば調べてみて欲しい。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
前学期末に筆記試験(論述形式)を実施する予定です。もし変更があれば前もって伝えます。 評価方法:筆記試験 100% 評価基準:前学期の授業内容の理解度を試す。 |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
特に設けない。 |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
人文学である歴史学では、再検証不能な事象を扱うことになるので、その科学性に関しては自然科学系の学問を専攻する者からは疑問が呈されるかもしれない。しかし、歴史学は文献資料の単なる解釈学ではなく、歴史的教訓を引き出すことを目的とする学問というわけでもない。当時の歴史的背景や文脈の中でその出来事などを理解しようとするものである。つまり、個人的な感想に終始するのではない。 とはいえ、難しいことを言おうとしているのではない。歴史学を専攻するわけではないので、歴史が現実にどのように形成されていくかというダイナミズムを少しでも知ってもらいたい。 自分とは無関係の単なる遠い昔の異国の出来事ではないことも理解したい。歴史を学ぶことにより得られるセンスは、今を生きることの意味を知るセンスでもある。今この瞬間にも次々に歴史的事件は起きている。人はすべて時代という大きな流れの中にいつも置かれている。歴史的存在としての自分を捉え返す契機としたい。 |
その他 /Others |
特になし |
キーワード /Keywords |
王政・共和政・地中海世界・元老院・ローマ市民・市民権・奴隷制度・キリスト教・民族大移動 |