![]() ![]() |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
基礎電子工学 | ||
---|---|---|---|
英文授業科目名 /Course title (English) |
Fundamental Electronics | ||
科目番号 /Code |
ELE402t | ||
開講年度 /Academic year |
2024年度 | 開講年次 /Year offered |
2/3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
先端工学基礎課程 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
塚本 貴広 | ||
居室 /Office |
西1-204 | ||
公開E-mail |
t.tsukamoto@uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
Google classroom クラスコード: 5c2x6bv | ||
更新日 /Last update |
2024/03/04 17:16:13 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
主題:現代生活を支える電子工学技術の根幹をなす電子デバイスの動作原理を基礎から学ぶ。 達成目標: 1.電子と結晶の性質を理解する。 2.半導体の中の電子の振る舞いを理解する。 3.pn接合ダイオードの振る舞いを理解する。 4.発光ダイオード、太陽電池、MOS FET、集積回路について理解する。 |
---|---|
前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
なし |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
電磁気学および演習 |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
参考書: 基礎電子工学 藤本晶著、森北出版 電子デバイス工学、古川静二郎他著、森北出版 エレクトロニクス入門 樋渡涓二著、コロナ社 半導体物性、名取晃子著、培風館 |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
(内容) 第1回.序論。本授業で扱う対象についておおまかに理解する。 第2回.電磁界中の電子の運動と、結晶の原子構造について理解する。 第3回.固体結晶のもつエネルギーバンドについて理解する。 第4回.半導体のキャリア、真性半導体と不純物添加半導体について理解する。 第5回.キャリア密度とフェルミ準位について理解する。 第6回.半導体の電気伝導について理解する。 第7回.ここまでの復習、中間試験、およびその解説を実施する。 第8回.半導体のpn接合と整流作用について理解する。 第9回.半導体中のキャリアーについて理解する。 第10回.ダイオード、発光ダイオードおよび太陽電池について理解する。 第11回.トランジスタの基本動作について理解する。 第12回.金属-半導体接触について理解する。 第13回.MOS FETについて理解する。 第14回.集積回路について理解する。 第15回. ここまでの復習、期末試験、およびその解説を実施する。 (進め方) 講義を中心にして行う。理解を深めるため、小テストや演習、レポート、発表を課す場合がある。関数電卓を持参すること。 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
|
授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
対応する参考書部分を予習しておくこと。 復習として、授業でとりあげた計算をきちんとフォローすること。 自分で計算することにより、内容がきちんと身につく。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
評価方法: 基本的には 中間試験 50%、期末試験 50% で評価する。授業中に 小テスト・レポート・演習 等を行ってこれらを考慮する場合もある。 評価基準:以下の到達レベルを持って合格の最低基準とする。 1.電子や結晶の性質を正しく説明できること。 2.固体内の電子の状態を正しく説明できること。 3.不純物半導体について正しく説明できること。 4.pn接合について正しく説明できること。 5.FETなどの電子デバイスについて正しく説明できること。 |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
火曜1830-1930 |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
電子デバイスは、現代社会を支える基盤的な技術です。そこで使われる概念に慣れ親しんでください。 |
その他 /Others |
実際に電子デバイスを扱う電子・機械・制御プログラムを選んだ学生のみならず、情報・メディア・通信プログラムを選んだ学生にとっても、本科目で扱う基本事項は必須で修得しておくべき内容です。 |
キーワード /Keywords |
電子、エネルギー、バンドギャップ、半導体、正孔、ダイオード、pn接合、トランジスタ |