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講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
暗号情報セキュリティ | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Cryptography and Information Security | ||
科目番号 /Code |
COM801t | ||
開講年度 /Academic year |
2024年度 | 開講年次 /Year offered |
4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
先端工学基礎課程 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
崎山・山口・大坐畠・市野・菅原・渡邊(洋)・石上・岩本・榎本・松本・李・山本(嶺 | ||
居室 /Office |
東3−927 | ||
公開E-mail |
sakiyama {at} hc.uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
http://sakiyama-lab.jp/lecture/ | ||
更新日 /Last update |
2024/03/06 20:29:58 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
コンピュータネットワークは,水道や電気と同様に,社会にとって不可欠なインフラです.情報セキュリティは,コンピュータネットワークを安全面から支える技術です.また,情報セキュリティの基礎となっている暗号理論は,実用的な役割だけでなく,情報とは何かという科学の追求にとっても重要な役割を果たしています.暗号情報セキュリティの主題は,情報セキュリティと暗号について学び,社会において応用できるようになることです. 具体的な達成目標は,情報セキュリティの代表的な三つの領域であるコンテンツセキュリティ,暗号理論,ネットワークセキュリティについて,その基礎を体得することです. |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
通信・ネットワーク,離散数学 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
アルゴリズムとデータ構造,情報通信と符号化 |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
授業開始時に指示します. |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
コンテンツセキュリティ,暗号理論,ネットワークセキュリティの3部構成とし,各分野の専門の教員によるオムニバス形式とします。毎回の授業内容は下記の通りです. <コンテンツセキュリティ>1回目―5回目 ・情報セキュリティ概論 ・電子透かし・電子指紋・誤り訂正符号・結託耐性符号 ・P2Pネットワークと情報流出 ・認証 ・ハードウェアのセキュリティ <暗号理論>6回目―10回目 ・RSA暗号の基礎 ・有限体 ・マルチパーティ計算とカードベース暗号 ・RSA署名 ・暗号アルゴリズムの実装 <ネットワークセキュリティ>11回目―15回目 ・セキュアプロトコル ・不正アクセスおよび防御の技術 ・ IoT時代のセキュリティ問題 ・無線マルチホップネットワークにおけるセキュリティ ・侵入検知・防止システムの技術 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
<コンテンツセキュリティ>、<暗号理論>、<ネットワーク>の3つについて、 各々1つずつレポートを提出する。各レポートの課題および提出方法については、授業中に説明する。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
授業参加度(50%),レポート(50%) 以下を最低基準とします ・授業回数の半数以上出席すること ・授業参加度とレポートの合計点が60点以上であること |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
授業開始時に連絡します. |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
暗号情報セキュリティは実社会のニーズが非常に高い分野ですので,この授業を通じて,高度技術者として社会で活躍できるようになってください.また,暗号理論の学習を通じて,これまでとは異なる理論的な視点から物事を分析できるようになってください. |
その他 /Others |
授業の形態 ・遠隔授業:遠隔ではリアルタイム形式と録画によるオンデマンド方式があります. ・Webclassの「暗号・情報セキュリティ」フォルダーに詳細な説明を記載します.フォルダー内に毎回の授業のサブフォルダーがあり,毎回の授業の説明および教材をアップロードしますので,毎回の授業の前に必ず確認してください. 出欠 Webclassの出欠機能を用いて,毎週の授業開始時間から30分以内に,各学生が自分で出席の登録をしてください. |
キーワード /Keywords |
コンテンツセキュリティ,公開鍵暗号理論,ネットワークセキュリティ |