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講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
言語学 | ||
---|---|---|---|
英文授業科目名 /Course title (English) |
Linguistics | ||
科目番号 /Code |
HSS317z | ||
開講年度 /Academic year |
2025年度 | 開講年次 /Year offered |
2/3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
総合文化科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
栗田 岳 | ||
居室 /Office |
東1号館815 | ||
公開E-mail |
kurita@uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
特にありません。 | ||
更新日 /Last update |
2025/04/23 08:31:01 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
○主題 自然言語は、文法・音韻等の大規模なシステムに限らず、一つの単語の中にも、それが、ある全体を成すだけの秩序というものが存在します。この授業では、そうした自然言語に見出される体系性について、受講者の共通言語である日本語を題材に考えていきます。 ○達成目標 日本語を自明のものすることなく、分析の対象として扱うことに、一定程度、習熟する。及び、関連する文法論上の概念を理解する。 |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
特にありません。 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
特にありません。 |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
Google Classroomに資料を掲示します。 |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
〇授業内容 「日本語の時間的意味」を中心に論じます。 1 イントロダクション 2 語義の分析 3 テンス・アスペクト体系 4 副詞「いま」と現在 5 動詞の基本形 6 テイル形の意味 7 日本語における主語 8 タ形の意味 9 主節と従属節 10 助動詞タリ、リ 11 助動詞ヌ、ツ 10 転写される時間 11 助動詞キ 14 テンス・アスペクト体系の推移 15 補足、期末試験 基本的に上記に沿って進んでいきますが、教室の状態をふまえて、適宜変更されます。 ○進め方 配布資料に基づいて教員が説明していきます。 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
・配布された資料や自身のノートを読み返して、授業内容が、授業を受けていない人にも、わかりやすく、正確に説明できるよう復習してください。 ・この授業は、「初めての話に集中して向き合い、その内容を理解すること」の練習の場でもあります。したがって、予習は必要ありません。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
・期中課題40%、期末試験60%。 ・授業では、計13回、提示された小課題に解答し、その場でGoogle Classroomに提出することになります。その提出で出欠を判定し、内容の評価によって40%分の得点が決まります。なお、小課題の未提出が5回以上ある受講生は、期末試験の受験資格が失われます。 ・期末試験は「授業での論理展開が正確にインプットされているか」及び「その内容を適切にアウトプットできているか」という二点のみが評価の対象となります。したがって、授業内容に基づかないことを書いても、いっさい評価されません。 ・授業への参加姿勢によって評価が上下することがあります。 |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
木曜日第4限。事前にアポイントをとってください。 |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
この授業は、既存の概念を適用してスマートに結論を出すのではなく、文や単語の具体的な振る舞いを観察・分析することによって、ある一般化に到達しようとする試みです。そうした「自然言語の扱い方」に触れる体験となれば幸いです。 |
その他 /Others |
・授業中に、Google Classroomへ課題を提出することになるので、それに対応可能な端末の持参が必要です。 ・「聞いただけでも授業内容が完全に頭に入る人」以外は、きちんとノートをとらなければ成績に結びつきません。 ・履修登録に関するトラブルは教員に質問しても解決されません。教務課に連絡してください。 |
キーワード /Keywords |
日本語、意味、文法、テンス、アスペクト |