シラバス参照

講義概要/Course Information
2025/04/25 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
外国文学
英文授業科目名
/Course title (English)
科目番号
/Code
HSS319z
開講年度
/Academic year
2025年度 開講年次
/Year offered
2/3/4
開講学期
/Semester(s) offered
前学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
総合文化科目
開講類・専攻
/Cluster/Department
情報理工学域
担当教員名
/Lecturer(s)
山田 美幸
居室
/Office
なし
公開E-mail
/e-mail
m-yamada@uec.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website
特にありません。
更新日
/Last update
2025/03/22 15:42:39 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標(2,000文字以内)
/Themes and goals(up to 2,000 letters)
(a) 主題

英国の文学作品を通して、英語の成り立ち、英国の歴史、文化背景、テキスト解析、翻案(映画、舞台、テレビドラマ、漫画など)、多様性、商品化などを学びます。
具体的には、時代ごとに、英国を代表する4名の作品を予定しています。
英語を豊かにした劇作家ウイリアム・シェイクスピア(William Shakespeare: 16世紀~17世紀)に始まり、大衆小説の祖と言われている小説家チャールズ・ディケンズ(Charles Dickens: 19世紀)、推理小説作家コナン・ドイル(Sir Arthur Conan Doyle: 19世紀~20世紀)、そして世界中で人気を博した児童文学作家 J・K・ローリング(J. K. Rowling: 20世紀~21世紀)まで読み進めます。

(b) 達成目標

・英国の文学作品を、時代ごとに読み進めることで、歴史や文化背景などを無理なく習得する。
・テキスト解析や翻案作品を知ることで、文学作品を多方面から鑑賞する。
・授業で学んだことを理解し、自分の意見を論理的にまとめる力を身に着ける。
前もって履修
しておくべき科目(1,000文字以内)
/Prerequisites(up to 1,000 letters)
特にありません。
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目(1,000文字以内)
/Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters)
特にありません。
教科書等(1,000文字以内)
/Course textbooks and materials(up to 1,000 letters)
教科書は使用しません。
参考文献や動画資料などは配布資料や Google Classroom に提示します。
授業内容と
その進め方(2,000文字以内)
/Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters)
(a) 授業内容

第1回 ガイダンス:授業内容と評価方法
第2回 英国とウイリアム・シェイクスピア(William Shakespeare)
第3回 シェイクスピア『ロミオとジュリエット(Romeo and Juliet)』原文とテキスト解析
第4回 シェイクスピア『ロミオとジュリエット』様々な翻案作品
第5回 シェイクスピア『オセロー(Othello)』原文とテキスト解析
第6回 シェイクスピア『オセロー』他 英国の歴史(16世紀~17世紀)と多様性
第7回 シェイクスピア『リア王(King Lear)』原文とテキスト解析
第8回 シェイクスピア『リア王』様々な翻案作品
第9回 チャールズ・ディケンズ(Charles Dickens)『クリスマス・キャロル(A Christmas Carol)』原文とテキスト解析
第10回 ディケンズ『クリスマス・キャロル』他 英国の歴史(19世紀)と大衆小説
第11回 コナン・ドイル(Sir Arthur Conan Doyle)『シャーロックホームズシリーズ:緋色の研究(Sherlock Holmes Series: A Study in Scarlet)』原文とテキスト解析
第12回 コナン・ドイル『シャーロックホームズシリーズ:緋色の研究』他 様々な翻案作品
第13回 J・K・ローリング(J. K. Rowling)『ハリー・ポッターと賢者の石(Harry Potter and the Philosopher's Stone)』英国の歴史(20世紀~21世紀)と文化背景
第14回 J・K・ローリング『ハリー・ポッターと賢者の石』他 小説の商業化と多様性
第15回 まとめと期末試験

(b) 授業の進め方

・パワーポイント、配布資料、CD、DVDなどを使用して、授業を行います。
・授業内に、Google Classroom の課題を提出してもらうので、対応可能な端末を持参してください。
・基本的に、上記の授業内容で進めていきますが、授業の進捗状況によって変更する可能性があります。
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
授業時間外の学習
(予習・復習等)(1,000文字以内)
/Preparation and review outside class(up to 1,000 letters)
予習
事前配布の資料を読み、分からない単語があれば、辞書などで意味を調べてください。

復習
配布資料や自身のメモを読み返して、分からないことがあれば、Google Classroom に質問してください。
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
(1,000文字以内)
/Evaluation and grading
(up to 1,000 letters)
(a) 評価方法

期中課題(50%)、期末試験(50%)
ほぼ毎回、Google Classroom に授業内課題を提示します。
期末試験は第15回に行います。
授業に3分の2以上出席することで、採点の対象となります。

(b) 評価基準

期中課題と期末試験を総合的に評価します。
課題と試験については、「授業内容を理解しているか」、その上で、「自分の意見を論理的にまとめることができるか」が評価のポイントになります。
一部、英語に関する内容を含みますので、(電子)辞書などを持参してください。
オフィスアワー:
授業相談(1,000文字以内)
/Office hours(up to 1,000 letters)
Google Classroom や電子メールで受け付けます。
学生へのメッセージ(1,000文字以内)
/Message for students(up to 1,000 letters)
ウイリアム・シェイクスピアの言葉に “Life is like a play."「人生とは舞台のようなもの」があります。学部の時に、この言葉を聞いて、まさに人生は舞台のようなものだなあ、と妙に納得し、シェイクスピアに興味を持ちました。その後、翻案作品や文理融合研究と幅を広げ、楽しみながら、シェイクスピア研究を続けています。
皆さんにも、多方面から文学の面白さを伝えられたらと思っています。
英語が苦手な人も楽しめるように、CDやDVDなどを使用し、自身の海外体験談なども話そうと思いますので、気楽に受講してください。
その他
/Others
・授業内に Google Classroom の課題を行いますので、対応可能な端末を持参してください。
・英文のテキストを使用しますので、(電子)辞書などがあると便利だと思います。
キーワード
/Keywords
英文学、テキスト解析、シェイクスピア、ディケンズ、コナン・ドイル、ハリー・ポッター