シラバス参照

講義概要/Course Information
2025/04/25 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
比較文化論
英文授業科目名
/Course title (English)
cross-cultural Study
科目番号
/Code
HSS510z
開講年度
/Academic year
2025年度 開講年次
/Year offered
3/4
開講学期
/Semester(s) offered
前学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
総合文化科目
開講類・専攻
/Cluster/Department
情報理工学域
担当教員名
/Lecturer(s)
中橋 誠
居室
/Office
東1号館809
公開E-mail
/e-mail
nakahashi@uec.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website
http://www.2gai.bunka.uec.ac.jp/
更新日
/Last update
2025/03/06 17:46:58 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標(2,000文字以内)
/Themes and goals(up to 2,000 letters)
 文化は、把握が最も困難なものの一つです。その第一の理由は、把握しようとする私たち自身が、すでに何らかの文化の産物である点に求められるでしょう。しかし、そのようなものであるからこそ、文化の把握は、私たち自身の把握として、人間そのものの把握として不可欠でありましょう。本授業は、文化把握を通じた人間理解を目ざしています。
前もって履修
しておくべき科目(1,000文字以内)
/Prerequisites(up to 1,000 letters)
 なし
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目(1,000文字以内)
/Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters)
 なし
教科書等(1,000文字以内)
/Course textbooks and materials(up to 1,000 letters)
 ニーチェの『善悪の悲願』を扱う予定です。他を読みたいときは、事前にメイルでお知らせください。
授業内容と
その進め方(2,000文字以内)
/Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters)
 第01回:イントロダクション――文化を学ぶさいの態度について。講読文献の決定。
 (文献について要望があれば、事前に連絡をください。)
 第02回:文献の00-10%の講読・討論
 第03回:文献の11-20%の講読・討論
 第04回:文献の21-30%の講読・討論
 第05回:文献の31-40%の講読・討論
 第06回:文献の41-50%の講読・討論
 第07回:レポート指導
 第08回:文献の51-60%の講読・討論
 第09回:文献の61-70%の講読・討論
 第10回:文献の71-80%の講読・討論
 第11回:文献の81-90%の講読・討論
 第12回:文献の91-100%の講読・討論
 第13回:文献全体についての討論
 第14回:提出レポートの検討
 第15回:まとめ

※講読・討論形式の授業では、授業内容の詳細を事前に記すことができません。参考までに、以前、マックス・ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(岩波文庫)を扱ったときの内容を以下に記します。

 第01回:イントロダクション
 第02回:信仰と社会
 第03回:プロテスタントとカトリック
 第04回:資本主義の精神
 第05回:資本主義について
 第06回:天職概念
 第07回:レポート指導
 第08回:世俗と宗教
 第09回:世俗における禁欲
 第10回:人間の孤立化
 第11回:自己目的としての労働
 第12回:禁欲と資本主義精神
 第13回:文献全体についての討論
 第14回:提出レポートの検討
 第15回:まとめ

 指定の箇所は授業前にしっかり読んでください。ゼミナール形式の授業では、討論が不可欠です。授業では、積極的に発言し、他の受講者の発言に耳を傾けてください。
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
授業時間外の学習
(予習・復習等)(1,000文字以内)
/Preparation and review outside class(up to 1,000 letters)
 指示された範囲の理解に努め、疑問点はそれとして明らかにしておいてください。
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
(1,000文字以内)
/Evaluation and grading
(up to 1,000 letters)
 (a)成績評価方法:期末レポート(レポートの内容に問題があるときは、口頭試問を行ないます。)
 (b)成績評価基準:文化を扱う態度(自己を自明視しないこと、他者の論理を――部分的にせよ――自己のものとして引き受けうる態度など)をどれほど理解しているか、そして、それをどれほど適切に表現できるかにより、評価されます。
オフィスアワー:
授業相談(1,000文字以内)
/Office hours(up to 1,000 letters)
 東1号館809号室、木曜日第3時限。この時間に都合がつかないときは、メイルでアポイントメントをとってください。
学生へのメッセージ(1,000文字以内)
/Message for students(up to 1,000 letters)
 何でも挑戦してください。挑戦しないと、人生は退屈です(独断)。
その他
/Others
 ゼミナール形式の授業ですので、受講希望者が多数の場合は受講制限が行なわれます。受講希望者は初回授業に必ず出席してください。
キーワード
/Keywords
 文化 人間 視点 問い