シラバス参照

講義概要/Course Information
2025/05/07 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
日本語読解法
英文授業科目名
/Course title (English)
Reading Comprehension of Japanese
科目番号
/Code
HSS610z
開講年度
/Academic year
2025年度 開講年次
/Year offered
3/4
開講学期
/Semester(s) offered
後学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
総合文化科目
開講類・専攻
/Cluster/Department
情報理工学域
担当教員名
/Lecturer(s)
栗田 岳
居室
/Office
東1号館815
公開E-mail
/e-mail
kurita@uec.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website
特にありません。
更新日
/Last update
2025/04/05 11:41:20 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標(2,000文字以内)
/Themes and goals(up to 2,000 letters)
〇主題
文字によるものに限定されない、種々の日本語「テクスト」を取り上げ、それについての分析がどのように成り立つのかを講じます。また、受講生自身もテクストの分析を行って、その結果を口頭で発表し、レポートとして文章化してもらいます。

〇達成目標
・単なる感想ではない「テクストに対する分析・記述」の在りようを理解し、自らそれを行う経験を持つ。
・自身の分析結果を、わかりやすい口頭発表及びレポートにまとめる。
前もって履修
しておくべき科目(1,000文字以内)
/Prerequisites(up to 1,000 letters)
特にありません。
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目(1,000文字以内)
/Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters)
特にありません。
教科書等(1,000文字以内)
/Course textbooks and materials(up to 1,000 letters)
Google Classroomに資料を掲示します。
授業内容と
その進め方(2,000文字以内)
/Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters)
〇授業内容
1 イントロダクション
2 SNS炎上
3 ネットニュースの「論説文」
4 CM
5 漫画
6 漫画とそのドラマ化
7 歌舞伎の基本構造
8 「女形」
9 受講生の発表 1番
10 受講生の発表 2番
11 受講生の発表 3番
12 受講生の発表 4番
13 受講生の発表 5番
14 受講生の発表 6番
15 補足、期末試験

受講生の人数や教室の状況によって、上記の予定は変更されます。

〇進め方
まず教員が、広い意味で「性別」に関わる、いろいろなタイプの日本語テクストの分析を進めていきます。
次に、受講生が「ストーリーを持つもの」を分析し、それについての発表を行います。「ストーリーを持つもの」のジャンル(小説、漫画、映画、CMなど)は問いませんし、「性別」に関係させる必要もありませんが、日本語によるものに限定します。
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
授業時間外の学習
(予習・復習等)(1,000文字以内)
/Preparation and review outside class(up to 1,000 letters)
・学期中に発表があるので、その準備が必要です。
・配布された資料や自身のノートを読み返して、授業内容が、授業を受けていない人にも、わかりやすく、正確に説明できるよう復習してください。
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
(1,000文字以内)
/Evaluation and grading
(up to 1,000 letters)
・発表40%、レポート30%、期末試験30%
・発表は、十分な分析がなされ、それがわかりやすく説明できているかという点と、他者の発表に対して適切な質疑応答ができているかという点を評価の基準にします。
・レポートは、論理展開がわかりやすく文章化できているかどうか、及び、質疑応答をふまえて発表の段階からブラッシュアップされているかどうかを評価の基準にします。
・期末試験は「授業での論理展開が正確にインプットされているか」及び「その内容を適切にアウトプットできているか」という二点のみが評価の対象となります。したがって、授業内容に基づかないことを書いても、いっさい評価されません。
・授業への参加姿勢によって、評価が上下することがあります。
オフィスアワー:
授業相談(1,000文字以内)
/Office hours(up to 1,000 letters)
木曜日第4限。事前にアポイントをとってください。
学生へのメッセージ(1,000文字以内)
/Message for students(up to 1,000 letters)
自身の見解というものは、結局のところ、好き嫌いと完全には切り離せません。したがって、他者の見解に感情的な反発を覚えることにも止むを得ない面はあります。しかし、それをコントロールして見解それ自体を冷静に吟味し、協調的に対話を進めることも求められます。この授業が、その経験を積む一つの機会になればと思います。
その他
/Others
・履修者の人数は、理想的には6名くらいです。そうならなかった場合はそのときに考えますが、課題の評価によって選抜する可能性もあります。課題の詳細については初回授業で告知するので、履修希望者は必ず初回の授業に参加してください。
・「聞いただけでも授業内容が完全に頭に入る人」以外は、きちんとノートをとらなければ成績に結びつきません。
・履修登録に関するトラブルは教員に質問しても解決されません。教務課に連絡してください。
キーワード
/Keywords
テクスト、分析、発表、性別