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講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
基礎電磁気学(Mエリア) | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Electromagnetism Fundamentals | ||
科目番号 /Code |
PHY301f PHY301g PHY301h PHY301i PHY301j | ||
開講年度 /Academic year |
2025年度 | 開講年次 /Year offered |
2 |
開講学期 /Semester(s) offered |
前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
Ⅱ類 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
村松 大陸 | ||
居室 /Office |
西8-617 | ||
公開E-mail |
dmuramatsu@uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
Google Classroom(クラスコード: kurhky5) | ||
更新日 /Last update |
2025/03/14 23:44:38 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
電磁気学は自然界の物理現象を理解するための要であると当時に,現代社会で用いられる様々な技術の基盤をなす学問である.本講義では電磁気学の概念を分かりやすく導入することを主題とする.最終的には電荷,電界,電位,電流,磁界の間に成り立つ法則を理解し,電磁気現象をイメージできるようになることを目標とする. |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
なし |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
微積分やベクトル解析などの基礎数学,物理学概論第二(電磁気学部分) |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
教科書は特に指定しないが,例えば以下の2冊を参考書としてあげる. ・小越澄雄,村田雄司,生駒英明「工科の電磁気学」(培風館) ・桂井誠「基礎電磁気学」(オーム社) |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
第1回:ガイダンス,電磁気学を学ぶ意義 第2回:ベクトル解析の基礎 第3回:電荷と電界,クーロンの法則 第4回:ガウスの法則(電気) 第5回:電界と電位 第6回:導体と電界 第7回:誘電体中の電界 第8回:静電容量,静電エネルギー 第9回:第1~8回のまとめ,中間試験または中間レポート 第10回:電流,電気回路との接続 第11回:磁束密度とアンペール力,ローレンツ力 第12回:ビオ・サバールの法則,ソレノイドによる磁界 第13回:アンペールの法則,ガウスの法則(磁気) 第14回:インダクタンスとファラデーの法則 第15回:変位電流とマクスウェル方程式 期末試験 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
講義内容を復習するとともに例題を解いて理解を深めること. |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
(a) 評価方法 期末試験,中間試験または中間レポートの評価に基づいて次のように総合点を計算し,総合点の60%以上を合格とする. 総合点 =(期末試験×80%)+(中間試験または中間レポート×20%) (b) 評価基準 下記項目の60%の到達レベルをもって合格の最低基準とする. 1. 電荷と電界の関係を理解しクーロンの法則やガウスの法則から静電界を求められる 2. 電界と電位の関係を理解し導体系・誘電体系の静電界をイメージできる 3. 電荷運動と電流の関係,定常電流の性質,一般化されたオームの法則を理解している 4. 定常電流からビオ・サバールの法則やアンペールの法則を用いて静磁界を計算できる 5. ファラデーの法則と変位電流の概念を理解し時間変化する電磁界をイメージできる |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
適宜相談に応じる. |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
電荷に始まりマクスウェル方程式に至る電磁気学の美しい理論,そしてその理論が現代社会でどのように役立っているかを学んでください.暗記に終始することなく自分の頭で考え,常に「なぜか?」と疑問をもつことが最も大切です. |
その他 /Others |
なし |
キーワード /Keywords |
ベクトル解析,クーロンの法則,ガウスの法則,導体,誘電体,オームの法則,ローレンツ力,ビオ・サバールの法則,アンペールの法則,ファラデーの法則,マクスウェル方程式 |