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講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
コンテンツセキュリティ | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Content security | ||
科目番号 /Code |
COM606f | ||
開講年度 /Academic year |
2025年度 | 開講年次 /Year offered |
3 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
Ⅱ類 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
宮原 大輝 | ||
居室 /Office |
東3-922 | ||
公開E-mail |
miyahara [at] uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
Google Classroomコード: | ||
更新日 /Last update |
2025/03/17 19:06:57 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
コンテンツセキュリティでは、システム的で人間に近いセキュリティを扱います。具体的には、データベースセキュリティ、プライバシー保護、リスク管理、著作権保護、ソーシャルメディアセキュリティなどがあります。IoT社会やスマートフォンの普及に伴い、情報通信システムが多くの人々によって日常的に使用されている現代において、これらは重要な課題です。 本講義では、コンテンツセキュリティに共通するコンセプトや技術を説明し、最新の先端技術にも触れます。講義の主題は、コンテンツセキュリティについて自ら問題を発見し、解決法を考え出すための基礎を身に着けることです。 |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
メディアネットワーク、アルゴリズムとデータ構造およびプログラミング演習 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
コンピュータネットワーク、データベース論 |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
教科書は使用しません。スライド資料をGoogle Classroomより配布します。 |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
最初にコンテンツセキュリティのコンセプトおよび情報セキュリティのモデルを学びます。次に、情報社会の基盤であるデータベースおよび重要なプライバシー問題を取り上げ、データベースセキュリティおよびプライバシー保護がどのように実現されるのかを学びます。 下記のスケジュールに沿って進めることを予定しています: 第01回:講義の目的、内容、進め方、最新研究紹介 第02回:情報セキュリティとは(1) 事例分析 第03回:情報セキュリティとは(2) 情報セキュリティのモデル、目的、技術概要 第04回:データベースセキュリティ(1) 関係代数、セキュリティモデル 第05回:データベースセキュリティ(2) 完全準同型暗号による保護 第06回:データベースセキュリティ(3) 秘密分散と秘密計算による保護 第07回:データベースセキュリティ(4) 匿名化による保護 第08回:データベースセキュリティ演習 第09回:プライバシー保護(1) 背景、法制度、目的 第10回:プライバシー保護(2) アウトプットセキュリティとその関連攻撃 第11回:プライバシー保護(3) 差分プライバシーの実現方法 第12回:プライバシー保護(4) プライバシー保護データマイニング 第13回:プライバシー保護(5) 最新先端技術の紹介 第14回:プライバシー保護演習と講義のまとめ 第15回:期末試験とその解説 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
配布資料の復習がメインです。予習が必要な場合は適宜指示します。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
期末試験(100%)によって評価します。 コンテンツセキュリティのコンセプト、情報セキュリティのモデル、データベースセキュリティの概要、プライバシー保護の概要について答えられることが最低達成基準です。 |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
火曜日5限(事前にメールでアポイントメントを取ってください)。 |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
本講義では個人情報の取り扱い方針を定めるプライバシーポリシーも扱います。本講義を通し、自身が使用しているアプリやサービスのプライバシーポリシーを確認してみると、ユーザーにどのような配慮がされているのか感じ取ることができます。 |
その他 /Others |
ClassroomのIDは後期開始前に共有します |
キーワード /Keywords |
情報セキュリティ、暗号理論、データベース、プライバシー保護、ソーシャルメディア、リスク管理 |