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講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
データベース論 | ||
---|---|---|---|
英文授業科目名 /Course title (English) |
Database Systems | ||
科目番号 /Code |
COM506f | ||
開講年度 /Academic year |
2025年度 | 開講年次 /Year offered |
3 |
開講学期 /Semester(s) offered |
前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
Ⅱ類 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
大森・新谷 | ||
居室 /Office |
西10-531 | ||
公開E-mail |
shintani[at]is.uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
Google Classroom (クラスコード fzcuceb )UECクラウドアカウント限定 | ||
更新日 /Last update |
2025/03/11 21:09:45 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
古典的な関係データベースシステムの原理を主に学びます。後半の数回でデータマイニング等の応用技術を学びます。 |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
アルゴリズムの入門編に相当する講義の履修経験は必須です。木とグラフ、ハッシュ、探索法などとCプログラミングの知見があると理解がしやすいです。 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
オペレーティングシステム、特にプロセス管理や並行処理、tcp/ipネットワーク通信に関する履修経験があるとわかりやすいです。用語や講義の中身が全くわからないときは、授業終了後などにご相談ください。 |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
独自に作成した資料をGoole classroomに掲載します。 参考書は以下です。 1.北川博之「データベースシステム」, オーム社. (もとは昭晃堂から発刊.多くの大学で1980年代半ばから標準テキストとして使われている.やや旧いが原理は不変) 2.川越恭二「楽しく学べるデータベース」, 共立出版. (元は昭晃堂)上記の本の入門編に位置し,基本概念を学ぶという視点での内容は充実.PostgreSQLの例題つき.比較的新しく,学部ではお勧めできる. 3.白鳥則郎 監修「データベース - ビッグデータ時代の基礎 --」(未来へつなぐデジタルシリーズ 26), 共立出版(2014)(寄せ集め型の教科書) |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
H30年度(2018)から始まった講義で、大森と新谷が隔年交替で担当します。 講義内容は古典的な関係データベースの講義を主にして、後半でデータマイニングなどの応用技術も扱います。巨大データ時代のインフラストラクチャの基本要素としてのデータベース管理システムの諸原理、および、巨大データ応用に関する基本原理を学ぶ講義と位置づけています。II類の情報系科目として内容を整理し、現代のデータ工学研究の学部入門編になることも意図します。 授業内容: 第1回 ガイダンス 第2回 関係データモデル 第3回 関係代数演算 第4回 関係代数演算の可換・結合法則 第5回 関係代数と関係論理 第6回 SQLの基本形式 第7回 SQLでのデータ更新とデータ定義 第8回 関数従属性とスキーマ正規化 第9回 リレーションの実装方法とインデックス 第10回 関係代数演算の実行アルゴリズム 第11回 トランザクション処理システムの原理 第12回 データウェアハウス、データマイニング 第13回 セキュリティ技術とデータベース、データマイニング 第14回 高度データ応用の諸原理 第15回 まとめと試験対策 授業の進め方: 講義形式で進める。適宜、演習を実施する。 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
RDBサーバとして代表的なPostgreSQLを使ってRDBの基本プログラミングを試す場合がある。 このような演習はlinux上でのインストールを含めて参考として紹介する程度の予定です。 この演習は必須にはしません。 元々の演習資料はlinuxの一つであるcentos7.xの環境上でpostgreSQLを載せるところから始めてSQLやトランザクション処理を動かす程度である.ubuntuで使う,win10に直接行う,としても良い. |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
理解度を試す数回の課題(20%) と 期末試験(80%) を合わせて総合成績をつけます。 |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
講義終了後に直接に相談してください。または、西10号館5階531号室にお越し下さい。事前にメールなどで連絡をください。 |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
巨大データ管理と応用の基本を学ぶ入門的な科目と考えます。基本を解説した後、より現代的な話題などを幅広く紹介できるようにしたい。 |
その他 /Others |
担当は大森と新谷で隔年交替で行います。情報学分野で必須なデータ管理・応用の基本を学ぶ位置づけで、学生各位との意見交換によって内容を調整していきます。 |
キーワード /Keywords |
データベースシステム、関係データベース、関係代数、SQL、トランザクション処理、データマイニング、巨大データ応用 |