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講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
通信システム学 | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Communication Systems | ||
科目番号 /Code |
ELE607g | ||
開講年度 /Academic year |
2025年度 | 開講年次 /Year offered |
3 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
Ⅱ類 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
石橋 功至 | ||
居室 /Office |
東10号館317室 | ||
公開E-mail |
koji@awcc.uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
クラスコード:qrxfz3k | ||
更新日 /Last update |
2025/03/10 13:48:32 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
本講義は、インターネットや携帯電話など生活に不可欠となっている通信技術について、そのシステム的見地から通信システムについて学ぶ。通信は複数の要素技術が組み合わさった統合システムとして動作するため、その全体像と要素技術の両方のつながりを理解する必要がある。本講義では、有線・無線通信システムについて、その基礎から応用までを学ぶ。 |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
微積分学、解析学、線形代数学、確率統計、応用数学 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
電磁気学、回路システム学、信号処理論、情報理論、論理回路 |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
教科書は指定しない。講義では配布資料を基に講義を行う。Google Classroomに必要資料はアップロードする。 参考書: 滑川敏彦, 奥井重彦, 衣斐信介, "通信方式(第2版)," 森北出版, 2012 |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
授業内容 第1回 ガイダンス、フーリエ解析 第2回 ベースバンドディジタル伝送(1)パルス符号化 第3回 ベースバンドディジタル伝送(2)復調 第4回 パスバンドディジタル伝送(1)ディジタル変調(ASK、PSK、QAM) 第5回 パスバンドディジタル伝送(2)復調と等価低域表現 第6回 パスバンドディジタル伝送(3)等価低域表現に基づいた誤り率解析 第7回 中間試験と解説 第8回 誤り訂正符号化技術(ハミング符号・畳み込み符号・より高度な符号) 第9回 無線伝播路(1)大規模フェージング 第10回 無線伝播路(2)小規模フェージング 第11回 時間・周波数選択性通信路とその対策 第12回 ダイバーシティ技術 第13回 複数アンテナ技術:MIMO 第14回 多元接続方式 第15回 期末試験と解説 授業の進め方 通信システムは様々な基礎技術の組み合わせによって成立しており、これを理解するには実際に自分で解析や設計をすることが重要である。このため講義中に適宜演習を課す。パソコンまたは電卓を持参すること。 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
PythonまたはMATLABによる無線通信システムのデモを配布する。実際に自分で書き換える機会を与え、システム全体と、各要素技術がどう実際のシステムで使われているかの理解を促す。 |
授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
授業で行う演習問題などは必ず復習して次回授業までに理解しておくこと。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
評価方法:中間試験・期末試験を総合的に評価する。 評価基準:中間試験・期末試験、授業への貢献を含め、授業の理解度を総合的に判断して評価する。 |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
適宜相談に応じる。事前に電子メールで連絡のこと。 |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
社会で活用されている通信システムについて学ぶ中で、これまでに学んできた様々な基礎理論が実用上いかに重要であるかをよく理解して欲しい。 |
その他 /Others |
本講義を受講するにGoogle Classroomに必ず参加のこと。講義の中で、様々な関連分野に触れるので、関連する講義を復習しておくと理解がしやすい。 授業に関する要望・質問については以下のTwitterでも受け付ける。 https://twitter.com/54xuec |
キーワード /Keywords |
通信システム、無線通信、変復調、電波伝搬、誤り訂正技術 |