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講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
電子機器システム学 | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Electronic Systems | ||
科目番号 /Code |
ELE606h | ||
開講年度 /Academic year |
2025年度 | 開講年次 /Year offered |
3 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
Ⅱ類 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
李 鯤 | ||
居室 /Office |
東10号館313室 | ||
公開E-mail |
li.kun@awcc.uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
なし | ||
更新日 /Last update |
2025/03/24 22:53:55 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
本講義は電子機器システムを理解するため、通信システムをとりあげ、その数学的基礎から、システム全体について学ぶ。インターネットや携帯電話など生活に不可欠となっている通信技術は、複数の要素技術が組み合わさった統合システムとして動作するため、その全体像と各要素技術のつながりを理解し、電子工学技術者として必要な知識を習得することを目標とする。 |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
微積分学、解析学、線形代数学、確率統計、応用数学 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
電磁気学、回路システム学、信号処理論、情報理論、論理回路 |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
教科書は指定しない。講義では配布資料を基に講義を行う。Google Classroomに資料はアップロードする。 参考図書: 1)鈴木博「ディジタル通信の基礎」数理工学社 2)唐沢好男「ディジタル移動通信の電波伝搬基礎」コロナ社 |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
授業内容 第1回 ガイダンス・デジタル無線システムの基本 第2回 フーリエ解析(1)フーリエ級数とフーリエ変換 第3回 フーリエ解析(2)畳み込み積分とフーリエ変換 第4回 波形の標本化による信号の伝送 第5回 デジタル変復調(1)ASK変調、FSK変調 第6回 デジタル変復調(2)QPSK変調、多値変調 第7回 中間試験と解説 第8回 雑音の影響 第9回 フェージングの影響(1)レイリーと仲上-ライスフェージング 第10回 フェージングの影響(2)誤り率解析 第11回 アンテナ(1)基礎 第12回 アンテナ(2)応用 第13回 伝送線路(1)インピーダンス解析 第14回 伝送線路(2)スミス・チャート 第15回 期末試験と解説 授業の進め方 通信システムは様々な基礎技術の組み合わせによって成立しており、これを理解するには実際に自分で解析や設計をすることが重要である。このため講義中に適宜演習を課す。レポート用紙、電卓を持参すること。 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
Matlabによる無線通信システムのデモを配布する。実際に自分で書き換える機会を与え、システム全体と、各要素技術がどう実際のシステムで使われているかの理解を促す。 |
授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
授業で行う演習問題などは必ず復習して次回授業までに理解しておくこと。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
評価方法:中間試験・期末試験に加え、随時実施する演習、授業中の質問などを総合的に評価する。 評価基準:中間試験・期末試験と演習、授業への貢献を含め、授業の理解度を総合的に判断して評価する。 |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
適宜相談に応じるが、事前に電子メールでアポイントを取ること。 |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
社会で活用されている無線通信システムについて学び、いままで学んできた理論の実用的な面からの理解を深めてほしい。 |
その他 /Others |
特になし |
キーワード /Keywords |
通信システム、無線通信、変復調、アンテナ、電波伝搬、誤り訂正技術 |