シラバス参照

講義概要/Course Information
2025/04/25 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
光通信工学(Ⅲ類)
英文授業科目名
/Course title (English)
Optical Communication Engineering
科目番号
/Code
PHO604n
開講年度
/Academic year
2025年度 開講年次
/Year offered
3
開講学期
/Semester(s) offered
後学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
専門科目
開講類・専攻
/Cluster/Department
Ⅲ類
担当教員名
/Lecturer(s)
松浦 基晴
居室
/Office
東3-1028
公開E-mail
/e-mail
m.matsuura@uec.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website
特になし.
更新日
/Last update
2025/03/21 18:40:13 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標(2,000文字以内)
/Themes and goals(up to 2,000 letters)
光通信は,身近に感じることは少ないと思うが,日本においても国内通信網だけでなく,国際通信の99%を占める必要不可欠な通信技術となっている.本講義では,光通信の技術的な基礎から全体像までを学習し,最新の技術についても理解することを目標とする.
前もって履修
しておくべき科目(1,000文字以内)
/Prerequisites(up to 1,000 letters)
物理学概論第一・第二,波動と光,電磁気学関連の科目
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目(1,000文字以内)
/Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters)
フーリエ解析・フーリエ変換に基づく,時間と周波数スペクトルの概念が重要である.
必須ではないが,基礎電子工学など半導体の知識もあると尚良い.
教科書等(1,000文字以内)
/Course textbooks and materials(up to 1,000 letters)
教科書は使用しない.
授業内容と
その進め方(2,000文字以内)
/Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters)
各回それぞれのトピックスについて,スライド資料や板書を用いて,詳細な講義を行う.適宜講義内容の理解を確認するため,小テストを実施する.取り扱うトピックするについては以下の通りである.講義の最後に期末テストを実施する.

第1回 光通信の概要・歴史
第2回 光ファイバ 〜構造と種類〜
第3回 光ファイバ 〜光信号の伝搬〜
第4回 光ファイバ 〜非線形光学現象〜
第5回 レーザ光源 〜光の発生〜
第6回 光変調 〜光信号の生成〜
第7回 光増幅 〜光の増幅〜
第8回 光検出 〜光信号の検出〜
第9回 光受動デバイス 〜光の合分波・透過・遮断・制御〜
第10回 光伝送システム 〜システム構成〜
第11回 光伝送システム 〜伝送品質の評価〜
第12回 光ネットワーク 〜基幹系・メトロ系〜
第13回 光ネットワーク 〜アクセス系〜
第14回 光海底ネットワーク・光無線通信
第15回 光通信の将来展望
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
なし.
授業時間外の学習
(予習・復習等)(1,000文字以内)
/Preparation and review outside class(up to 1,000 letters)
講義と小テストの復習を欠かさず行うこと.
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
(1,000文字以内)
/Evaluation and grading
(up to 1,000 letters)
小テストと期末テストの合計点で総合的に評価する.
オフィスアワー:
授業相談(1,000文字以内)
/Office hours(up to 1,000 letters)
まずはメールで連絡すること.
学生へのメッセージ(1,000文字以内)
/Message for students(up to 1,000 letters)
通信需要の拡大に伴い,これを支える光通信も飛躍的な進化を続けております.本講義ではこのような技術を学ぶだけでなく,実際に使われている技術などについてもわかりやすく解説し,みなさんに,光通信を身近なものに感じてもらい,より深い興味を持ってもらうことを期待しております.
その他
/Others
Google classroomを併用する予定である.
キーワード
/Keywords
光ファイバ,レーザ,光変調器,光増幅器,光検出器,光ネットワーク